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2012/03/14

「北の土偶」展を見る

札幌市厚別区小野幌の北海道開拓記念館で開催されている「北の土偶 縄文の祈りと心」展を見る。
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なにしろ国宝の「縄文ビーナス」(長野県茅野市)、「合掌土偶」(青森県八戸市)、それに函館市著保内野遺跡から出土した「中空土偶」という滅多に見ることのできない三体が揃い踏みする。とても貴重な展覧会なのだ。

そんなわけで大盛況。中空土偶を中央に国宝三体が並ぶメーンポジションは壮観で、人の列でいっぱい続いているのであった。会場が少し狭く感じるほどであった。


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青森県つがる市亀カ岡遺跡の「遮光器土偶」をはじめとしたコスモロジー系は想像力を喚起させるファンタジーにあふれていて、何度見直しても楽しくなる 。

梅原猛さんによると、土偶のモデルは妊婦さんらしいが、アニミズムと生命継続の願いの物質化した祭祀の「道具」は時に妖しく、ある種の呪術世界へと誘い、今なおメッセージを発しているようにも見えた。
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北の土偶展は5月13日まで。入場料は一般800円、高校大学500円、小中学生300円。

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来場者は年配の人が目立ったが、春休みでもあり、若い人にぜひ見てもらいたいものだ。

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