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2011/06/20

室蘭に行く

所用のため室蘭に行って戻ってくる。

よい天気で明るい1日であったが、室蘭新道から仏坂を下って(関係ないが、小樽商大の前は地獄坂と言っていたのは対照的だ)幸町やら山手町、中央町、大町、沢町、海岸町エリアに来ると、町並みに反して往年の活気は今更であるが失せたと目に染みるものがある。

30年ほど前には18万人いた人口が今は半分である。もちろん港沿いには新しいビルも目立つのだが、アーケードのない中央町ショッピング街跡は有為転変の重さを痛感させられる。タクシーの運転手さんは行きも帰りも「夜には歩いている人がいなくなるんです」と口を揃えた。

もっとも、それでも人口9万人台というのはすごいことである。私の故郷などは最盛期で2万4000人、今は2万人を切っている。室蘭のような栄光の時間をこれまでも、おそらく今後も持つことはないだろう。室蘭の斜陽など、多くの田舎町からすれば、ずいぶん贅沢なレベルの話であるかもしれない。

訪れたホテルには日本ハムファイターズの二軍選手が泊まっていたそうで、輪西の昔の富士鉄球場は大賑わいだったとか。そんなところでも活気のあるのは結構なことだ。
室蘭に行く


東室蘭駅周辺の日の出町から中島町あたりは疲弊する町中ではにぎやかだそうだ。気のせいか、たむろしている若い人も多かった。

用事が終わり夕方には離れたが、新日鉄や日本製鋼所、かつての石炭鉄道と室蘭港などを思うと、北海道の近代の総括とは難しいことだなあ、と取り留めもない考えにとりつかれたことであった。

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