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2011/06/17

第66回全道展を見る

第66回全道展を見る
全道美術協会、北海道新聞社主催の第66回全道美術展が札幌市民ギャラリーで開かれている。

今回は絵画360点、版画84点、彫刻44点、工芸33点の全部で521点が2つのフロアーいっぱいに並べられていて相変わらず壮観である。

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絵画部門で全道美術協会賞の帯広・梅津美香さんの「真夜中の食卓B」、北海道新聞社賞の室蘭・蒲原静子さんの「堆積する刻」、版画部門の北海道新聞社賞の札幌・坂みち代さんの「雨あがり」などの受賞作は置かれている場所にもよるが、さすがに存在感がある。


実力派ぞろいの会員、会友の作品は求め続けている個性と安定感がある。

未曽有の被害となった3.11東日本大震災にインスパイアされた思慮深い作品も目につき、芸術が時代に向き合いつつ生み出されているのだということも、あらためて教えてくれる。また、故人となった先達の作品から長い運動の歴史もしのばれることであった。

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数は多くはないが、彫刻と工芸作品には絵画の圧倒感から一瞬離れて心をほぐしてくれるものがある。それは女性の身体のエロスであったり、動物の愛くるしさであったり、素材の持つ自然の大らかさであったり、さまざまである。

全道展は26日まで開催。入場料は一般800円、高校大学生400円。

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