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2011/05/04

「スコット・ピルグリムvs邪悪な元カレ軍団」を見る

エドガー・ライト監督。マイケル・セラ(Scott Pilgrim)。メアリー・エリザベス・ウィンステッド(Ramona Flowers)。キーラン・カルキン (Wallace Wells)。クリス・エヴァンス (Lucas Lee)。アナ・ケンドリック (Stacey Pilgrim)。アリソン・ピル (Kim Pine)。ブランドン・ラウス(Todd Ingram)。ジェイソン・シュワルツマン (Gideon Graves)。斉藤祥太(Ken Katayanagi)。斉藤慶太 (Kyle Katayanagi)。

カナダのトロントに住む22歳無職のスコット・ピルグリム(マイケル・セラ)は、3人編成のアマチュアロックバンド、セックス・ボブオムのベーシスト。17歳の中国人高校生ナイブス(エレン・ウォン)と付き合っていたスコットだったが、ある日、夢に見た女性ラモーナ(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)と出会い、恋に落ちてしまう。バンドは、クラッシュ&ボーイズとのバンドバトルに向けて練習に励んでいたが、恋するスコットは上の空。ナイブスとの高校生っぽいデートの最中も頭の中にあるのはラモーナのことばかり。そしてついに実現するラモーナとの初デート。バトル当日、会場には、ルームメートのウォレス(キーラン・カルキン)、しっかり者の妹ステイシー(アナ・ケンドリック)、ナイブス、ラモーナらが応援に駆けつける。だが、セックス・ボブオムの演奏最中に突然乱入してきたのはラモーナの最初の邪悪な元カレ、マシュー・パテル(サティヤ・バーバー)。攻撃を受けたスコットは、驚きながらもとっさに反撃。マシューを倒し、バンドバトルにも勝利する。だが、これはほんの始まりに過ぎなかった。ラモーナと結ばれるためには、7人の邪悪な元カレ全員を倒さなくてはならなかったのだ。2番目、3番目と次々に現れる邪悪な元カレ軍団。いずれも個性的な技を用いて戦いを挑んでくるが、ラモーナの協力もあり、苦戦しながらも勝利を重ねるスコット。やがて6人の元カレを倒したスコットの前に現れたのは、有名音楽プロデューサーのGマンことギデオン(ジェイソン・シュワルツマン)。ここでラモーナは心変わりを見せて、ギデオンの元へ。実は彼こそが最後の邪悪な元カレであり、軍団を組織した黒幕だったのだ。果たしてスコットは、最強の敵ギデオンを倒し、ラモーナとの恋を成就させることができるのか?(goo映画より)

Scott


3日3晩、家の掃除に明け暮れて、仕方がない映画でも見るか、ってなことで、行ったら、おいおい、「英国王のスピーチ」、満員かよお、ってのはいいが、前2列しかありません、どうしても見ますか口調なので、結構毛だらけそれならば同じ時間帯の別の映画ってことで、「トゥルー・グリット」ではなく、本作「スコット・ピルグリム」を見ることになったので、当然、全く期待などしていなかったのであるが、ところがどっこいこれが凄い、なんというか大当たりの快作であったのだ。

何が凄いのって、まあ、大したことはないのだが、つまりは、愛のある映画なのである。どんな、っていうと、オタクの純情というか、すなわち、オタク・イズ・ナンバーワンということなのだ。その徹底ぶりがいいのだな。きっと、ゲームオタク、シネマオタクをやって良かったなあ、そんな気持ちにさせられる映画だろう。もっとも、わっちはゲームオタクじゃないので、そこんとこ、必ずしもよくわからないのであるから、推測であるが。

この映画のキモはなんであるか、っていうと、なんだろうって、もったいつけることじゃないが、つまりはタイトルの真ん中にさりげなく添えられている「vs」ってヤツである。原題的に言うと、スコット・ピルグリム君は世界と闘っているのであるが、まさしく「vs」が熱い思いを駆り立てるのである。自分を確認するためには、vsしなきゃならないのだ。哲学的にいうと、即自的、じゃなく、対自的、になっているのだ。

映画やゲームのパロディはいっぱいあるだろうが、あまり触れられていないかもしれないが、あっちは「X-men」のハル・ベリーの光る目の超能力者を思い出しました。完全な菜食主義者のパワーは牛乳と卵のジェラートを食べると、凡人レベルに落ちてしまうんだなんて、笑えるけど、凄いじゃない。

勝ち抜きロック合戦と元カレ7人返り討ち勝負も面白いし、いやあ、ばかばかしいなんて言わないで、見る価値ありです。映画っての、これでなくっちゃ。「キックアス」に次いで、楽しめました。

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