« 大澤信亮著「神的批評」(新潮社、2100円)を読む | トップページ | 札幌市の中心部に創成川公園 »

2011/04/08

絲山秋子著「妻の超然」(新潮社、1470円)を読む

文学がなんであったとしても、化け物だったとしても、おまえは超然とするほかないではないか。
おまえはこの町に来て初めて知ったのだ。ここでは、夕日はいつも山の向こうに沈む――。「妻の超然」「下戸の超然」「作家の超然」を収録。異色の三部作。

Tumotyou

絲山秋子(イトヤマ・アキコ) 1966年東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。住宅設備機器メーカーに入社し、2001年まで営業職として勤務する。2003年「イッツ・オンリー・トーク」で文学界新人賞、2004年「袋小路の男」で川端康成文学賞、2005年『海の仙人』で芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。2006年「沖で待つ」で芥川賞受賞。他の作品に『逃亡くそたわけ』『ニート』『エスケイプ/アブセント』『ダーティ・ワーク』『ばかもの』など。(新潮社HPより)

相変わらず絲山秋子は凄い。

絲山秋子著「末裔」(講談社、1680円)を読む

家族であることとはいったい何なのか
父や伯父の持っていた教養、亡き妻との日々、全ては豊かな家族の思い出。
「お兄ちゃんのとこも子供いないでしょ。私も全然そんな気ないけど、このままだったら誰もいなくなっちゃうんだねえ」
「そうだな」
「じゃあ、ほんとに私がこの家の、最後の一人なんだ」
省三の脳裏に「末裔」という言葉がよぎった。――<本文より>
妻を亡くし、子供たちは家を出た。省三は、自らの系譜に思いを巡らせる。(講談社BOOK倶楽部HPより)

Matuei

絲山秋子はやはり凄い。

|
|

« 大澤信亮著「神的批評」(新潮社、2100円)を読む | トップページ | 札幌市の中心部に創成川公園 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/87302/51332536

この記事へのトラックバック一覧です: 絲山秋子著「妻の超然」(新潮社、1470円)を読む:

« 大澤信亮著「神的批評」(新潮社、2100円)を読む | トップページ | 札幌市の中心部に創成川公園 »