« 「ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士」を見る | トップページ | 玄田有史著「希望のつくり方」を読む »

2010/11/27

「吉村昭と北海道」展を見る

札幌・中島公園にある北海道立文学館で「吉村昭と北海道 歴史を旅する作家のまなざし」展が27日から始まった。

午前9時20分からはオープンニングセレモニーがあるというので覗いてみた。

「吉村昭と北海道」展を見る

故・吉村昭夫人でもある作家の津村節子さんが来道されており、「ポスターに『また蝦夷地か』と書いてありますが、吉村昭は本当に北海道によく来ていました」と挨拶。文学館の神谷忠孝理事長、親交のあった文学研究者の木原直彦さんの3人でテープカットした。

「吉村昭と北海道」展を見る

会場には「破獄」「羆嵐」「赤い人」「神々の沈黙」「北天の星」いった北海道を舞台にした作品の生原稿とが展示されている。作家はずいぶん推敲するもので、生原稿は普通、相当ぐちゃぐちゃなものだが、とてもきれいで、文字もある意味女性的でやさしい。

木原直彦さんによると、来道作家としては吉村昭と戸川幸夫が双璧であるが、吉村昭のほうが上回っているだろうとのこと。さらに、作品執筆とともに取材ノートを丹念に残しているので、舞台裏を知ることができるのが特徴だそうだ。

「吉村昭と北海道」展を見る

会場には「羆嵐」の事件を紹介した木村盛武さん(91歳)や吉村昭が通っていたという札幌の名物バー「BARやまざき」の山崎達郎さんら関係者の姿もあり、にぎやかであった。

同展は2011年2月6日まで。観覧料は一般400円。

|
|

« 「ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士」を見る | トップページ | 玄田有史著「希望のつくり方」を読む »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/87302/50143444

この記事へのトラックバック一覧です: 「吉村昭と北海道」展を見る:

« 「ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士」を見る | トップページ | 玄田有史著「希望のつくり方」を読む »