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2010/08/28

「第55回記念新北海道美術協会展」を見る

札幌市民ギャラリーで25日から開かれている「第55回記念新北海道美術協会展(新道展)」を見る。

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道内には道展、全道展という公募展があるが、新道展は最も新しい展覧会である。といっても、今回が55回ということで1956年の創立以来、半世紀を超える歴史を持つ。

資料によれば、総搬入数449点で、会員110、会友53、一般116の合計279点が展示されている。

受賞作は第55回記念賞が久保田年子さん(函館市)の「夢1」、協会賞が市川正勝さん(苫小牧市)の「ハマナスの咲くころ」。会場写真は撮れなかったので実際に見ていただくしかないが、久保田さんの作品はファンタスティックで、公開中の映画「インセプション」じゃないが、豊穣なアナザーワールドに誘われる。市川さんの作品は精細で濃厚な緑に淫するというような眩暈を覚えるようだ。私どもが住んでいる地域を描いた難波匡さんの「二条市場」はスポットの当て方が明快で面白かった。山崎郁子さんの「大地のハーモニー 4」は心の底からポカポカしてくるようなエネルギーを与えてくれるような感じがした。

敬称は略すが、藤野千鶴子「眠らない宙-2010」、今夛博勝「平成難民」、香取正人「北国の街・早春」、白鳥洋一「札幌絶景 豊平川の花火」、田中まゆみ「MEMENTO-MORI-墓碑銘-」、宮下章宏「10への果つ」、山本家弘「丘からみた街」、鈴木秀明「エレウシスの予感」などの会員作品は、それぞれに個性的で高い技巧性があり、思わず立ち止まってしばらく見入ってしまったことである。

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今期の新道展は9月5日まで。入場料は大人600円、高校生・大学生400円、小中学生は無料。

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