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2010/08/14

マイケル・ムーア「ザ・ビッグ・ワン」を見る

「キャピタリズム」「シッコ」「華氏911」「ボウリング・フォー・コロンバイン」など突撃ドキュメンタリーを作り続けてきたマイケル・ムーア監督の作品が中古ビデオ屋で投げ売りされていたので、これはラッキーと購入して見た。

おもしろい。マイケル・ムーア節が大炸裂である。

ビッグ

なにしろ、アメリカは国名がダザイ。イギリスなんてグレート・ブリテンだぜ。これに対抗するなら、ビッグ・ワンだ。国歌も相手を打ちのめす曲(we willrock you)に変えたらどうだ。それにしてもよ、大企業はどんどん儲けて蓄財しているのに、工場はめちゃくちゃ潰し、労働者は最低賃金を強いられるか、失業するかしかない。これって、変じゃない。大企業はメキシコやらインドネシアやらに生産拠点を移しているが、そりゃあひどい搾取をしてるんじゃないか。アメリカ人が製造業が嫌いだって? 冗談じゃない、働くぜみんな。目の玉ひんむいて、よく見ろよ。

そんな感じの映画である。もちろん、ドキュメンタリーは公平じゃない。マイケル・ムーアのリズムでストーリーは展開するから、相手側の企業は悪役である。まあ、そこは仕方ない。企業は金も力もあるのだから、我慢して話を聞けよ、ということだろう。

マイケル・ムーアの言いたいことは、アメリカの憲法を見ろよ。株主だとか利益配当なんて項目はないぜ。人民が主人公ということが基本だ。だから、アメリカをもっといい国にしようよ。そういうラジカルな民主主義である。

すごいね。漫談もおもしろいが、アメリカ人民が好きなんだな。ムーアは。愛国者だね。こういう感性の人って、日本じゃ、小田実あたりかと思うけど、エンターテインメントのレベルを思うと、ちょっとかなわないな。

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