« 再録シリーズ「魔の刻 虚の場」3・人さらい | トップページ | 乾ルカ「あの日にかえりたい」(実業之日本社)という奇跡の物語 »

2010/06/16

「湊谷夢吉とその時代展」を見る

「湊谷夢吉とその時代展」を見る
16日から札幌の「ト・オン・カフェ」(中央区南9西3−1−1 マジソンハイツ1F)で「湊谷夢吉とその時代展」が開かれているので、午後に抜けて、見てくる。


70年代から80年代の札幌のサブカルチャーの世界で活躍した漫画家である。会場には「ブリキの蚕」などの作品の原画や作品集が並んでいる。絵を見ると、ちょっと失礼な言い方になるが、70年代の突っ張り組らしい作風が漂っており、そうだ、こんな雰囲気だったなあ、と思い起こされる。作品にはむしろ、近現代のアジアの大陸浪漫、諜報戦の世界の緊迫感が広がっているのだが。

原画で漫画を読んだり、ギャラリーに併設のカフェでコーヒー1杯(500円)を飲んだりして、堪能した。

「湊谷夢吉とその時代展」を見る

ギャラリーから大通公園方向に歩いていると、山車の行列に遭遇した。札幌は北海道神宮例祭(札幌まつり)ということで、みこしが中心部を練り歩いているほか、祭典区ごとの山車行列があちこちをぐるぐると廻っているのだ。昔は札幌まつりというと、企業や学校なども休みだったそうだ。特に、夏のボーナスはこの日に向けて支給するところも多かったそうで、お父さんのボーナスで家族そろって、中島公園や創成川などに並んだ露天や見せ物小屋に繰り出したという。

湊谷作品はそんな家族だんらんの世界とは無縁だろうが、いずれも幻のような少し前の物語である。

|
|

« 再録シリーズ「魔の刻 虚の場」3・人さらい | トップページ | 乾ルカ「あの日にかえりたい」(実業之日本社)という奇跡の物語 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/87302/48645633

この記事へのトラックバック一覧です: 「湊谷夢吉とその時代展」を見る:

» 完全限定、日本で166人だけ。プレミアム珈琲専門サイト/山口珈琲店 [プレミアム珈琲/山口珈琲店]
官能の吐息がもれる珈琲を、一度は飲んでみてほしい。これが本当のプレミアム。 [続きを読む]

受信: 2010/06/22 17:43

« 再録シリーズ「魔の刻 虚の場」3・人さらい | トップページ | 乾ルカ「あの日にかえりたい」(実業之日本社)という奇跡の物語 »