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2010/03/07

吉田和明「ノアの箱船と伝書鳩」

吉田和明著「ノアの箱船と伝書鳩」(社会評論社、2100円)を読む。

古い友人の吉田君の名探偵ぶりがよくわかる探求の物語である。

ノアの箱船と伝書鳩


ハトは平和の象徴といわれる。その始まりは旧約聖書にある。創世記のノアの箱船の伝説。大洪水の後に、ノアが放ったハトがオリーブの若葉をくわえて帰ってくる。そこのに、新しい平和な生活のサインがある。だから、平和のシンボルとなったというわけだ。

さらに、吉田名探偵はその大洪水は紀元前2348年にあったこと、ハトはオリーブの若葉をどこからくわえてきたのか、そこを伝書鳩の性質をさまざまに考量しながら分析していく。

壮大な仮説を楽しみながらも、さて、だからどうなんだろう?と不思議な感慨に襲われる本でもある。

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