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2010/03/06

梯久美子「昭和二十年夏、僕は兵士だった」

梯久美子著「昭和二十年夏、僕は兵士だった」(角川書店、1785円)を読む。

「散るぞ悲しき-硫黄島総指揮官・栗林忠道」で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した梯久美子さんの力作ノンフィクションである。

昭和二十年夏、僕は兵士だった

登場する兵士は金子兜太(俳人)、大塚初重(考古学者)、三国連太郎(俳優)、水木しげる(漫画家)、池田武奉(建築家)の5人。

それぞれに印象深いが、南方のトラック島で句会を催す金子兜太の姿が強烈である。

水脈の果炎天の墓碑を置きて去る

この島を去る時の一句はすごい。

それにしても、戦争とはなんと苛烈な青春を兵士たる人間に強いたことか。

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