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2010/02/02

佐々木譲「北帰行」を読む

佐々木譲「北帰行」を読む
第142回直木賞を「廃墟に乞う」で受賞した佐々木譲さんの受賞第1作である。

「北帰行」は角川書店刊、1890円。

「六本木界隈で組長狙撃事件が発生した。現場から立ち去ったのはロシア系の女と日本人の男。その行方を執拗に追う暴力団、警視庁組織犯罪対策部。東京、新潟、稚内。東日本をまたにかけた緊迫の逃亡劇、戦慄のラスト!」と角川書店HPにある。

このところ警察官を主人公にした小説が大ヒットし、「警官の血」のような大作も絶好調である佐々木譲さんが、今回は刑事に追われる側の異国から来た女性狙撃者を主人公に、東京から北へ向けて壮絶な戦いを繰り広げるという物語である。

小説は数年前に北海道北部の街で起きた銃撃事件をヒント(素材)に書き上げられたという。暴力団とマフィアの抗争の間を駆け抜ける女性狙撃者のある種の禁欲もひりひりと伝わるハードボイルドである。

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