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2010/01/17

かいじゅうたちのいるところ

スパイク・ジョーンズ監督。モーリス・センダック原作。マックス・レコーズ。キャサリン・キーナー。マーク・ラファロ。

空想が大好きな8歳の少年マックスは、母と姉との3人暮らし。しかし、近頃母も姉も自分をあまり構ってくれず、それに怒ったマックスは母とケンカし家出。浜辺にあった船に乗って海に出てしまった。そうしてたどり着いたのは、見たこともないかいじゅうたちが棲む島。マックスはかいじゅうたちの中へと入っていくが、彼らはマックスを食べようとする。そこでマックスは「僕は王様だ!」と空想の物語を語りはじめ…。(goo映画より)

かいじゅうたちのいるところ

監督は「マルコヴィッチの穴」を撮った人だそうだ。あのインテリの頭の中の世界から今回は子供の心の中を描いた。

荒れ狂う怪獣たちは子供の心の中のメタファーであるが、その訳知り顔の解釈はどうでもできるだろう。

楽しみたいのは頭でっかちの怪獣たちである。まるでぬいぐるみが動き出したかのように、森の中を飛び回る。そして、砂漠を哲学者のように歩く。その頭でっかち怪獣の可愛さに親しめると、この映画は面白く見られるだろう。

それにしても、本当は何も解決しないままに終わるこの作品はその意味で現在を鋭く映し出しているだろう。

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