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2010/01/11

康芳夫「虚人のすすめ-無秩序(カオス)を生き抜け」(集英社新書、735円)

虚人とは、断崖絶壁を野原のように歩く人 「ノールールの時代を生き抜くために、“非常識な力”を鍛える。希代の「虚人」の生き方から学ぶ、全脳活性化の方法」 茂木健一郎氏推薦! 世界的な不況、どうにも是正しようのない格差社会。老舗が傾き、名門企業が沈んで行く。あたりまえと思っていた世界が根底から揺らいでいる今、常識、肩書など何の役にも立たないのだ。「実」と思っていた世界がことごとく「虚」に転じる中、興行というノールールの世界で、大物を口説き、あまたの問題イベントを仕掛けてきた著者の人生から学ぶものは多い。本書には現代の無秩序を軽やかに生き抜くための虚人の哲学がある。

康 芳夫(こう よしお) 一九三七年、東京西神田に駐日中国大使の侍医であった中国人の父と日本人母の次男として生まれる。東京大学卒業。イベントプロデューサー。在学中から大物ジャズプレイヤーの呼び屋として活躍。モハメド・アリ招聘からネッシー、オリバー君など珍奇でセンセーショナルなイベントを仕掛け世を騒がせてきた鬼才である。また、出版では戦後最大の奇書『家畜人ヤプー』をプロデュース。著書に『虚人魁人 康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝』(学研)などがある。(以上、集英社hpより)

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天下無敵の虚業家である康芳夫氏の人生応援歌である。ひょんんことことから知遇を得て、康先生と呼ばせていただいている。

康先生はプローモーターとして一世を風靡してきたが、その発想の根拠にあるものが何であるか教えてくれる。虚構でしかない絶対的な価値や常識にもたれかからないこと。常にマージナルであり、両義的な場所を生きてきた重層的な視点こそ新たな可能性を開くものである。

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