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2010/01/11

「アバター」 なぜか2D版

ジェームズ・キャメロン監督・製作・脚本。サム・ワーシントン。ゾーイ・サルダナ。シガーニー・ウィーバー。ミシェル・ロドリゲス。

元海兵隊員のジェイクは、遥か彼方の衛星パンドラで実行される“アバター・プログラム”への参加を要請された。パンドラの住人と人間の遺伝子から造られた肉体に意識を送り込むことで、息をのむほどに美しいその星に入り込むことができるのだ。そこで様ざまな発見と思いがけない愛を経験した彼は、やがて一つの文明を救うための戦いに身を投じていく…。

『タイタニック』のジェームズ・キャメロン監督が描く、想像を超えた新たな世界で繰り広げられるエピック・アクション・アドベンチャー。構想14年、製作4年。キャメロン監督のイマジネーションに、ようやく映像テクノロジーが追いついた結果、ついに製作が始まった本作。この映画のために開発された革新的な技術により、登場キャラクターの感情や感動的なストーリー展開が圧倒的スケールで描き出される。(作品資料よりgoo映画より)

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ジェームズ・キャメロン、すごいな。このスケールの大きさと独自の世界観を破綻なくまとめる力量は半端じゃない。「タイタニック」も見事だったが、「ターミネーター」を彷彿させる力業だ。

環境破壊された地球を脱出する物語はいっぱいあるが、緑の星の先住民の立場で侵略者である人間と戦うという核心と戦闘シーンは群を抜いてすばらしい新地平だ。映像も迫力満点で美しい。もちろん、ガイア的な惑星生命論は一種のアニミズムであろうが、決して衒うことなく堂々の物語をつくりだしている。

人間とアバター(分身)のリンクという考え方自体は「マトリックス」のそれでもあるし、日本では「エヴァンゲリオン」のシンクロ率に近いものだろうか。「パンドラ」にしても「アバター」にしても、独自の概念は少ないぶん、まとめあげる力に優れているということかもしれない。

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3D映画を普通の2Dで見るのはいささか残念であるが、160分もの間メガネでみるのは疲れるだろう。ミシェル・ロドリゲスが脇役ながら、良い味だしていましたね。

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