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2009/11/30

北海道現代具象展始まる

札幌市中央区の時計台ギャラリーで第3回北海道現代具象展が始まった。

夕刻、オープニング・パーティーが開かれるということで、ちょっと覗いてみる。進行でいささか気分を害した部分もあったが、そうそうたるメンバーが顔をそろえ、出品されているのも結構な力作ぞろいである。

北海道現代具象展


今は亡き原田康子さんの「海霧」の挿絵を担当した羽生輝さんとは久しぶりにお会いして、もう7年ほど前になる新聞連載時代の苦労を懐かしんだ。

大先輩で、小樽の市立小樽美術館長の佐藤敬爾さんにもお会いできて、地方の美術館の苦労話を聞かせていただいた。

同展は12月5日まで。

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2009/11/29

なくもんか

なくもんか
水田伸生監督。宮藤官九郎脚本。阿部サダヲ。瑛太。竹内結子。いしだあゆみ。

祐太と祐介は幼い頃、無茶苦茶な人生を送る父・下井草健太(伊原剛志)に捨てられ、お互いも知らずに生き別れていた。不幸な生い立ちにもかかわらず、笑顔で毎日を生きる2人。祐太は、頼まれごとをされると何一つ断ることができないお人好しだが、8歳のとき、東京下町・善人通り商店街の“デリカの山ちゃん”店主に実の息子のように優しく育てられた…。なくもんか


ずっと不幸な時間帯を生きていたので、しばらく映画など見る気にはなれないでいた。風邪で調子が悪いのだが、気分転換は明るいコメディにした。

まとまりのない破調の展開は宮藤官九郎の真骨頂である。そして、疑似的家族がリアルな家族よりも、本物であるというのも現代的である。本当の貧乏兄弟物語よりも、嘘だらけのでっち上げ贋兄弟物語のほうが大衆受けするというのは批評的である。
なくもんか

なくもんか。と言いながら、泣いてばっかりである。阿部サダヲ。相変わらず、面白い。三平の真似をしたり、二枚目をしたり、オカマをしたり、何をやっても素の面白さがある。

本物の家族も贋の家族も救いにはならないだろう。だけど、生きていくには何らかの知恵が必要だろう。そのぎりぎりの希望を与えてくれる作品である。

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2009/11/28

オール三宅な写真展-3人の写真家の妄想デートコース

オール三宅な写真展
美人映写技師の三宅真紀さんをモデルにした妄想写真展「オール三宅な写真展」が29日から札幌市北区のカフェ&ギャラリー ラビットオンで始まる。

プレオープニングイベントが28日夜に会場で開かれるというので、老体にムチ打って参加する。

若手のクリエーターがぞろぞろとやってきて大賑わいである。

オール三宅な写真展

オール三宅な写真展は3人のフォトアーティストがチャーミングな三宅さんと妄想デートする設定で撮った写真がいっぱい並んでいる。スッゴくいい感じです。

オール三宅な写真展

久しぶりに会った三宅さんは元気で、なかなか楽しい集いとなっています。写真は撮影者と被写体とのコラボレーションだと、よく分かります。

写真展は12月13日まで。

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2009/11/23

母の月命日

11月22日は母が亡くなってから、ちょうど1カ月の月命日であった。本来なら実家に行って線香の一本でも上げるべきところだが、体調がすこぶる悪く動けない。しかも、夜にはぜひ出たい会合もあり、日中は完全に寝ていた。

母の月命日

それで少し回復したところを見計らって、23日に遅蒔きながら白老に向かう。9時52分発のすずらんは相変わらず心配になるほど空いている。
実家に戻ると、いるはずの兄は不在であった。遺骨の置いてある仮祭壇と仏壇に供物を置いてから、簡単に礼拝する。

母の月命日


母は元気なうちに突然亡くなったので、なんだか病院かどこかから、不意に帰ってきてもおかしくない気がすることだ。

茶の間には十年ほど前に74歳で亡くなった父が尋常小学校6年の元旦に書いた習字が張ってある。「春山草木新」。全然うまくないので、朱色で「地」とある。ご愛嬌である。
母の月命日

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2009/11/21

日本版画協会巡回展

日本版画協会巡回展
札幌駅の札幌エスタ11階プラニスホールで第77回日本版画協会巡回展が21日から始まった。

日本を代表する版画家の作品をまとめて鑑賞できる貴重な機会だ。案内状をいただいたこともあり、午前9時45分から行われる開会式をのぞく。

参加者は20人前後か。予想よりこぢんまりしたオープニングであった。

日本版画協会巡回展

北海道在住の著名版画家、渡会純价さんらの挨拶、テープカットの後、展示されている作品を見る。

エッチングや木版画などはわかりやすいが、さまざまな技巧が使われているので、版画とはわからないものもある。

技法も世界観も違う版画を百点以上も真面目に見ると結構疲れる。もっとも、専門家によれば東京の美術館あたりで見るよりは楽らしい。

会期は12月20日まで。入場料は一般300円。

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2009/11/19

囲碁・天元戦が登別温泉で開催

囲碁の主要タイトル戦の一つ、第35期天元戦第2局が登別市登別温泉町の「ホテルまほろば」で19日、打たれている。

Noboribetu


18日から、その模様を見るために、登別温泉を訪れた。日本有数の温泉地である。最近は昔のように、のんびり温泉で湯治のような習慣がなくなったというが、中国からの団体客なども多くなり、それなりに賑やかである。

Mahoroba2

張栩天元(29)=十段・王座・碁聖=に山下敬吾棋聖(31)が挑戦している好一番だけに、囲碁ファンの注目を集めている。しかも、今期からは持ち時間を4時間から3時間と短くしたので、スピーディーな展開で、面白さは倍増しているようだ。

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2009/11/16

横浜にガンの義妹を見舞う

横浜にガンの義妹を見舞う
ガンで闘病中の義妹が退院するというので、元気なうちに会っておこうと、15日は日帰りで横浜まで見舞いに行く。

姉である妻を連れて、9時30分の全日空で新千歳から羽田へ。それから京急電車で横浜、横浜からJRで根岸線に乗り継ぐ。

義妹は昼前に港南台の病院を退院したそうで、自宅に行くと、横浜で一番という鰻重をお祝いに用意していて、みんなでごちそうになる。

強い痛み止めを服用したり、貼ったりしているそうで、若干言葉が心もとない。それでも気丈に前向きに生きている。なかなか大変なことだ。

夕刻、甥っ子の車で羽田まで送ってもらう。初めて「横浜ベイブリッジ」を疾走する。ベイブリッジは横浜国際航路を横断し、本牧ふ頭と大黒ふ頭を結ぶ高速湾岸線の一部を構成する2層構造の斜張橋だそうだが、海の上を飛ぶように走るので気持ちが良い。確かに夜景の美しい時間にはデートコースだろう。
横浜にガンの義妹を見舞う

飛行機は行きも帰りも超満員。朝は修学旅行生でいっぱい、夜はサラリーマン風も目立った。この混雑ぶりにはナショナルフラッグの飛行機会社の経営難など、ちょっと信じられない。

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2009/11/14

「追悼 原田康子」コーナー

「追悼 原田康子」コーナー
札幌・中島公園にある道立文学館に14日から「追悼 原田康子」コーナーが設置された。

展示してあるのはデビュー作の「挽歌」関係では作品を発表した「北海文学」のバックナンバーや東都書房版単行本、秋吉久美子主演の1976年版映画パンフなどが置かれていた。このほか、後期の代表作「海霧」「蝋涙」の自筆原稿、単行本などが展示されている。
「追悼 原田康子」コーナー

写真は吉川英治文学賞受賞を記念して開かれた祝う会、北海道新聞文学賞の審査風景、吉村昭・津村節子夫妻とのスリーショット、八木義徳夫妻のとのスリーショット、加藤幸子さんとのツーショットなどが並んでいる。

10月20日に81歳で亡くなった原田さん。我が母もその2日後に同じ歳で亡くなった。あらためて写真を見ながら、「まだ1カ月も経っていないのか」と、いささかの感慨を覚えたことであった。

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2009/11/09

山名康郎さんらに北海道文化賞

山名康郎さんらに北海道文化賞
 北海道教育委員会の2009年度の「北海道文化賞」贈呈式がこのほど(11月5日)札幌市内のホテルで開かれた。
 
 受賞したのは、鎌田俳捺子氏=「絵画の普及と芸術文化の振興」、萩中美枝氏=「アイヌ文化の研究と伝承」、山名康郎氏=「短歌の普及と芸術文化の振興」の3人である。同文化奨励賞には柿崎煕氏。
 
 式の参加者は50人ほどであったが、顔見知りの人びとも少なくなかった。受賞者の1人、歌人の山名康郎氏は先月初めに肺炎で倒れ、余病も起きて、病院から車いすでかけつけての参加であった。不自由な体であったが、右手でマイクを握り、一言ひとことに力を込めて、「ありがとう」と述べられた。晴れ姿であった。

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馬場昭さんの本を出版

馬場昭さんの本を出版
 さて、少し前になるが、旭川市の繁華街、三・六街のお座敷居酒屋「大舟(おおふね)」の名物マスターだった馬場昭さんの波乱の生涯と、本人の文章、追悼文、年表などをまとめた「三・六街『大舟』あり−馬場昭の歩んだ道」(道新マイブック、1800円)をこのほど出版した。
 
 馬場さんと親しかった人たちの呼びかけで、私(谷口孝男)が約1年近くかけて編集した。発行日は11月3日で、馬場さんの一周忌に当たる。当日は旭川で300人ほどが集まって、偲ぶ会も開かれた。
 
 内容については、いささか自信はないが、読んでみたいという方があれば、ご連絡いただきたい。

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