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2009/09/30

母、輸血をする

入院中の母親は貧血状態なので、29日から輸血をすることになった。

一回200ccを3日間する。治療の同意書には本人がサインを済ませていたが、家族の承諾も必要だということで、夕方、病院に行く。

最近は少ないようだが、やはり不適合があったり、肝炎などを併発することがあったり、危険はあるということのようだ。なんだか心もとないが、やむを得ない。

食欲はあるので、スーパーに買い物に行って、長芋をとろろにしてやる。
母、輸血をする

午後5時過ぎの空には上弦か、月が浮かんでいる。幸い1つしか見えないところをみると、ここは200Q年ではないらしい。

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2009/09/27

アドレナリン:ハイボルテージ

マーク・ネベルダイン&ブライアン・テイラー監督・脚本。ジェイソン・ステイサム  エイミー・スマート。エフレン・ラミレッツ。ドワイト・ヨーカム。 
2009米/ソニー。96分・R18+。

ジェイソン・ステイサム主演の過激なアクションの続編。アドレナリンを 出し続けないと死んでしまう体にさせられた殺し屋が、今度は充電式の人 工心臓を埋め込まれてピンチに。

毒薬のせいで、アドレナリンを出し続けないと死んでしまう体にさせられ た殺し屋のシェブ。ヘリコプターから落下するも、一命をとりとめるが、 彼の胸に移植された人工心臓は充電しないと止まってしまう代物だった。(MovieWalkerより)

アドレナリン


「トランスポーター」シリーズでも超人的な大活躍をするジェイソン・ステイサムがさらに常識を投げ捨てて大暴れするのが本作である。この際は羞恥心をかなぐり捨てているのも特徴。

マチのど真ん中で派手なセックスシーンを前作では繰り広げたが、今回は競馬場で懲りもせずいたしてしまう。アドレナリンを出し続けなければ生き残れなかった前作に対して、今回は電気エネルギーを補充しなければならないのだが、セックスがどちらにも当てはまるというのも笑ってしまう。

真面目なのか冗談なのか、ある意味、切れまくりで全編ノンストップ。下品でフェチ趣味はどうやら監督の本領らしい。エロとグロとバイオレンスが炸裂して、ほとんとインモラルである。

アドレナリン

それにしても、ジェイソン・ステイサム。立派なスターなのだから、そこまでやらんくてもいいのに、と言う怪演をマジでやっている。いやあ、あきれます。

途中、ハイスピードでコマがまわり、紙芝居のようにも見える。ラストは体から炎が吹き出して、まさにハイボルテージ。エンドクレジットを見ないで帰ろうとすると、ジャッキー・チェンみたいにNG集もどきが続くが、笑えないのも痛い。

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2009/09/26

週末恒例、母の見舞い

週末恒例、母の見舞い
ウィークデーの仕事が終わった土曜、日曜日は白老の母親を見舞うのが恒例となった。

衰弱がひどかった母であるが、「お腹がすいた」「あれを食べたい」などと言い、心持ち元気になったように見える。

現在進めている本の出版の話などをすると、楽しみな様子で、どこかで勇気づけになるのかもしれない。

週末恒例、母の見舞い

兄が来ていたので、後を任せ、夕方の鈍行で苫小牧へ行き、少し待って特急に乗り継ぎ札幌に戻る。

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渡辺淳一さん直木賞40 年

渡辺淳一さん直木賞40<br />
 年
少し前のことであるが、9月17日に東京で開かれた作家、渡辺淳一さんの直木賞受賞40年パーティーに参加した。

全国から新聞社、出版社、編集者、作家、ファン、文壇バーのママさんなど700人が集まり、大盛況であった。

既知の仲の編集者とも再会し、渡辺淳一さんの仕事にそれぞれの立場から関わった日々を懐かしく思い出した。
渡辺淳一さん直木賞40<br />
 年

渡辺淳一さんは北海道から作家になるため上京した時、母親に大変な心配をかけたことを話され、大作家にとっても若き出発は重い決断であったことが印象深かった。

渡辺淳一さんもまもなく76歳。老いを自覚しつつ最前線を走り続けようとする姿勢は文句なしに素晴らしい作家魂である。

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2009/09/23

あべ弘士「動物交響楽-交差するいのちの詩(うた)」

あべ弘士動物交響楽
旭川市の常磐公園にある北海道立旭川美術館で開催中。入場料は一般900円。10月4日まで(24日と毎週月曜日は休館日)。

旭川市の旭山動物園は動物の生活や行動をなるべく自然に近い形で見せることで、日本中の注目を集めることになった。

96年に退職するまで旭山動物園の飼育係だったのが、あべさんだ。動物園の手づくり感は園内にあるあべさんの絵が醸し出しているものでもある。

本展はあべさんの絵の世界の魅力をまるごと伝えてくれる。大ヒットシリーズの「あらしのよるに」をはじめ、「ねぶた」絵も迫力満点。どうぶつさんたちと、一句詠む楽しみもある。
あべ弘士動物交響楽

入場券は100円でラミネート加工して、しおりにもしてくれるのも面白い。
あべ弘士動物交響楽

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2009/09/21

臼井儀人さんを悼む

臼井儀人さんを悼む
人気漫画「クレヨンしんちゃん」の作者である臼井儀人さんが51歳で亡くなった。謹んでご冥福をお祈りします。

クレヨンしんちゃんに対して、私は映画版のファンである。「嵐を呼ぶアッパレ戦国大合戦」「大人帝国の逆襲」など、本当にアニメにとどまらないレベルの作品群は1人の観客である私の人生の宝であると思っている。
臼井儀人さんを悼む

雑誌漫画とテレビ漫画とアニメ映画とは、それぞれにプロジェクトが違うだろうが、原作者の春日部の天然児、野原しんのすけというキャラクター創造がなければ、これほどの大ヒットはなかっただろう。

若すぎる死の誘因が何かは作者の私生活同様、謎のままである。
臼井儀人さんを悼む

私はどんなときも自由を求め、大人は子どもの未来を奪っちゃダメだ、と叫び戦い続ける野原しんのすけが大好きだ。その心、いただきました。臼井さん、お疲れ様でした。

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2009/09/20

馬市場の跡に母を見舞う

母を見舞う
母の様子を見に、白老に行く。

列車は連休のせいか、珍しく込んでいた。

母の入っている病院がある場所は、昔は馬市場だった。各地から農耕使役馬が集められては、売りに出されていた。私がまだ小学校に上がる前のころで、中央のステージで馬が売られているのが目に焼き付いている。

それはまだ自動車や耕耘機よりは馬そりや馬車が信頼されていた時代のことである。

馬市場が成り立たなくなってからは、野球のグラウンドになった。東町に住む子供たちは集まって、三角ベースで野球をした。ある時、兄がホームランを打って、近くの公営住宅のガラスを割り、父とみんなで謝りにいったこともある。その父も死んで久しい。

馬市場には大きな辛夷の木があり、春先には一番にぎやかに花を咲かせた。馬市場もグラウンドも父ももういないが、辛夷の木は今も残り花を付けている。

その木の下に、母の寝ている病院がある。元気と言うにはほど遠いが、頭はしっかりして、私が行くと喜んだ。まだらぼけが入っているらしいが、さすがに初対面というふうにはならないのがうれしい。

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「北の光をうたう 中野北溟の世界」

中野


10月18日まで、北海道立近代美術館で開催中である。

9月18日に開かれた前夜祭を覗く機会があったが、近代美術館には300人近い関係者が集まり、とてもにぎやかであった。

紹介文によると、「中野北溟は、1923(大正12)年、北海道北部の焼尻島生まれ。北海道第三師範学校(現・北海道教育大学旭川校)に学び、教鞭をとるかたわら、金子鴎亭に師事し研鑽を積みました。北海道書道界の指導的存在であり、国内外で高い評価を受けている書家のひとりといえるでしょう。」とのことで、北海道における第一人者の集大成の展覧会だけに注目を集めるのも当然だろう。

会場ではいろいろと知人にもご挨拶できて、楽しかった。もっとも、残念なことが一つ。肝腎の中野さんに挨拶したのだが、「誰でしたか?」と言われたことである。

私は大学時代に国語教員の免許を取るために中野さんに書道を習って2単位であるが、「優」をいただいている。もちろん、そんなことは忘れていて当然だろうから、2度目に社会人として会ったときに、その話をしてお礼を込めてご挨拶した。3度目には某地方の責任者として親しくご挨拶した。そして、今回が4度目であるが、やはり覚えていなかった。5回目のご挨拶はおそらくないだろうが、きっとまた初対面になるのだろう。

問題はこちらにあるのだろうが、面妖なことがあるものである。

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2009/09/13

TAJOMARU

TAJOMARU
中野裕之監督。市川森一&水島力也脚本。小栗旬。柴本幸。田中圭。やべきょうすけ。池内博之。本田博太郎。松方弘樹。近藤正臣。萩原健一。 

名家の次男に生まれながら、家を追われ、盗賊として生きるはめになった男を小栗旬が熱演するドラマ。芥川龍之介の「藪の中」に登場するキャラクターを基にしたオリジナル作だ。

時は戦国時代。畠山家の次男・直光は阿古姫という許婚もいて将来を約束されていた。ところが陰謀により家を追われ、2人は山中へ逃げ込む。そこで盗賊の多襄丸と出会った直光は、それまでの名を捨て、彼の名を継ぐことに。(MovieWalkerより)

TAJOMARU

期待して見たが、さっぱりでした。だめですよね、ニュー時代劇。「SF サムライ・フィクション」は面白かったのにねえ。本作、せっかくの謎解きドラマなのに、なんだかんだコントになったり、ミュージカルになったり、脱線しちゃってますね。

小栗旬以外の若手俳優はよくわからなかったのですが、桜丸さんという敵役の両刀遣いの青年が妙に唇は紅いし、顔もなんか悪人オーラが不足しているのでなんか、今一歩。お姫様も表情から苦悩が伝わって来ないので、これもダメだな。松方弘樹や本田博太郎なんかはすごすぎるので、ちょっと全体のバランスが悪かった気がします。

TAJOMARU

一応、「藪の中」らしく多重な視点から真実が語られるわけですが、なんか、意外に深みがないんですよね。タジュウマルが自由を求めて消えていくのはいいのですが、悪人を退治したことだし、しかも金塊(世の中を騒がすには、いささか少ないですが)を見つけたことですし、畠山の家を守っても良かったような気もしますが、賢い選択だったのかどうか。

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嵐のような1日

12日は忙しい土曜日だった。

貧乏なので、マイカーを持っていない。だから、公共交通機関での移動が基本なのだが、家人がからだの具合が悪いというので、レンタカーで札幌から白老まで母の見舞いに行ってきた。

車の運転に慣れていないくせに、高速道路を走ったのでビクビクだった。最近は時速120キロくらいで走るのが普通らしく、次々と抜かれた。しかも結構込んでいるのに、驚いた。高速道路が無料となれば、もっと車が増えるが、暴走車は減るだろう。

入院中の母はなんとか頑張っている。死ぬ覚悟は受け止めているが、まだギブアップしちゃあダメだ。

帰り道で真駒内滝野霊園に真栄から向かい、義母の墓参りをしていく。彼岸じゃないから空いており、その広さに改めてびっくりした。

嵐のような1日

家に着いてひと休みしてから、今度は通夜である。全道展で活躍した画家の栃内忠男さんの葬儀で場所は豊平区である。面識は全くないが、勤務先の縁である。

最近の冠婚葬祭は仕事がらみが増えたが、面識なくとも私費での肩書き参列で、個人と組織の問題はいろんなところにあるものだ。

栃内さんは天が試練を与えた人生だったが、それを乗り越えて全道を代表する画家になったそうで、葬儀委員長の挨拶がとてもよかった。ハンディを持ちながら、邁進することは凡人にはできないことだ。僧侶の法話もよかったが、自分にはお経が長くて、いささか疲れる気がした。

すっかり冥界モードの1日だった。夜は飲酒で家人がハイテンションとなり、さらに一気に疲れが増した。

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2009/09/06

白老に母を見舞う

白老に母を見舞う
白老の病院に入院中の母の容態が悪くなったと姉から連絡があり、午後6時13分の函館行きで見舞いに行く。

田舎には夜間、適当な列車が走っておらず、苫小牧で降りて、車で駆けつけた。

6人部屋から1人部屋に移り、ナースステーションの前である。

姉の話では人工肛門や口から血の混じったものが出ているとのことで、ひどい状態だったというが、点滴などで落ち着いたという。

私が着いた時は寝ており、血色も戻っている。看護師はいるが、医者の姿はない。酸素もかけてないので、重篤ではないのかもしれない。

とりあえず、一旦帰ることにするが、特急列車はなく、各駅停車に乗る。順調にいけば、24時までには札幌の自宅に帰ることができそうだ。

なかなか大変である。

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20世紀少年最終章ぼくらの旗

20世紀少年最終章ぼくらの旗
堤幸彦監督。唐沢寿明。豊川悦司。常盤貴子。平愛梨。香川照之。石塚英彦。宮迫博之。藤木直人。古田新太。森山未來。小池栄子。黒木瞳。
2009東宝。

浦沢直樹のベストセラーコミックを実写映画化した、サスペンス3部作の完結編。原作とは異なる衝撃のクライマックスとともに、謎だった“ともだち”の正体がついに明らかに。

ともだち”が世界大統領として君臨する世界、東京では殺人ウイルスが蔓延していた。地下に潜伏中だったオッチョは、カンナが反政府組織として武装蜂起しようとするのを知るが、行方不明だったあの男も動き出そうとしていた。(MovieWalkerより)

20世紀少年最終章ぼくらの旗

子供の妄想が産んだ恐怖の殺戮物語もようやくお終いだ。漫画としては面 白いのだろうが、実写となると陳腐さが目に余る。こんな遊びで、人類が 絶滅するというのなら人類も見くびられたものだ。

それにしても、世界の終末が来るというのに、みんな平和すぎないか。あ ちこちで、細菌兵器でバタバタと人が死んでいるのに、目当てのエンドウ ケンジが来ないからって万博会場から帰ろうとするのも能天気すぎよう。

だから、リアルじゃない物語として見なきゃだめだろう。期待したけど、楽しめなかった映画はよくあるものだ。

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2009/09/05

グッド・バッド・ウィアード

グッド・バッド・ウィアード
キム・ジウン監督・脚本。イ・ビョンホン。チョン・ウソン。ソン・ガンホ。
2008韓/CJ ENTERTAINENT=ショウゲート。129分・PG-12。

イ・ビョンホン、チョン・ウソン、ソン・ガンホという韓国を代表する人気スターが豪華共演。宝の地図をめぐって、男たちが壮絶なバトルを繰り広げるエンターテインメント大作。

1930年代の満州。日本軍が残した宝の地図をめぐって、賞金ハンター、ギャングのボス、マヌケなコソ泥が大陸横断列車を襲撃する。お互いの正体も知らぬまま戦いを繰り広げるが、そこに日本軍まで入り乱れる事態に。(MovieWalkerより)

グッド・バッド・ウィアード

無国籍映画である。宝のありかを示す1枚の地図を追って、馬賊、賞金稼ぎ、殺し屋、関東軍などが中国東北部の傀儡の大地・満州をかけめぐる。

砂漠でのカーチェイスならぬ馬群による大活劇、ジープやサイドカーの大疾走、ブラックマーケットを舞台にした市街戦など、見どころは満載。あ、それから忘れていた、列車襲撃の大銃撃戦などなど。まんぷく映画である。

アメリカの西部劇映画が、日本の黒沢明にインスパイアされ、そして、はるか離れたマカロニ・ウェスタンとなる。それから、日本の劇画となり、さらには韓流ウェスタンとなる。日本にも三池崇史の「スキヤキウェスタン ジャンゴ」というアナクロ無国籍映画もあるが。ジョン・フォード以来の活劇は、スピルバーグの「インディアナ・ジョーンズ」もそうだけど、映画の王道である。

チョン・ウソン(良い奴」、イ・ビョンホン(悪い奴)、ソン・ガンホ(面妖な奴)という性格分けも面白い。まあ、最終的にはソン・ガンホが最高である。

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2009/09/01

母が入院

母が入院
昨日、母から電話が来た。これから病院に行くと言う。午後、電話したら入院したと言う。こういうのを病院のプロというのだろうか。百病息災。ここ30年くらいは、何かあると入院して生き長らえている。

1人暮らしの老後というのは大変なことだ。子供はいても、家族がいない。子供がいても同居ができない。誰が悪いのか。最近はすぐ国が、と言いがちだが、果たして国家がそこまで至れり尽くせり、というのはどんなものか。つらいけど、何かを犠牲にするのが人生なのかもしれない。イマジンである。

根室の友人が亡くなったことを教えると、ずいぶんサケを送ってもらったねぇ、という。昔、そういうことがあった。ボケが心配だったが、頭はしっかりしている。もっとも、サケを送ったのは息子の私であり、友人ではない。

とりあえず、元気なことを確認して見舞いを終える。

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