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2009/08/12

「ブラッド・ダイヤモンド」(2006年アメリカ)を見る

ブラッド

エドワード・ズウィック監督。レオナルド・ディカプリオ。ジャイモン・フンスー。ジェニファー・コネリー。カギソ・クイパーズ。アーノルド・ボスロー。

内戦が続くアフリカ、シエラレオネ共和国。漁師ソロモン(ジャイモン・フンスー)は平穏に暮らしていたが、反政府軍RUFの襲撃により家族と引き離されてしまう。ソロモンが連れて行かれたのはRUFの資金源となっているダイヤモンドの採掘場だった。そこで驚くほど大粒のピンク・ダイヤを発見するソロモン。これがあれば家族を救える。危険を承知で彼はダイヤを秘密の場所に隠すのだった。一方、ダイヤの密輸を生業としているアーチャー(レオナルド・ディカプリオ)は、刑務所でそのピンク・ダイヤの話を聞き、ソロモンに接近しようとする。家族を探す手伝いをする代わりにピンク・ダイヤの在り処を教えてくれと取引を持ちかけるアーチャー。しかしソロモンは承知しなかった。一方でジャーナリストのマディー(ジェニファー・コネリー)がアーチャーに近付いてくる。RUFの資金源となっている「ブラッド・ダイヤモンド」の真相を追っている彼女は、アーチャーの持っている情報が欲しかったのだ。しかしアーチャーは口を閉ざした。やがて難民キャンプで家族と再会するソロモン。しかし息子の姿だけが無かった。RUFが連れ去った可能性が高い。ソロモンは覚悟を決め、アーチャーの申し出を受け入れた。こうして異なる目的を持った三人がピンク・ダイヤを求めて過酷な道を歩き出す。アーチャーはこの暗黒の大陸から抜け出すため、ソロモンは息子の行方を突き止めるため、そしてマディーはアーチャーから決定的な情報を引き出すために。(goo映画より)

こちらは心臓が痛いが、妻の調子もなんだかおかしいし、仕方がないので早く寝る。つもりだったが、DVDを1枚見る。

レオ様なんて、もう言わせないディカプリオの迫真の演技が光る。傑作だな。

ダイヤモンドにまつわる怪しげな話はずいぶんあるが、本作はシエラレオネ内戦を舞台にダイヤモンドが国を引き裂き、貧困を拡大し、アフリカの大地を赤く染めて、先進国の贅沢を支えている現場を描き出している。映画は悲劇であるが、幾分か明るく終わるのだが、たぶん現実はこれ以上に過酷なのだろうと想像する。

同じ人間同士、民族が、小さな集団=部族や疑似国家=革命運動などに分かれて命を奪い合う。これがなお21世紀の世界の現実かと思うと、情けない。「TIA」=これがアフリカさ、という言葉が心に刺さる。同じように、ジャーナリストのマディーが紛争国の悲惨な現実を記事にするが、それを読んだ先進国の人間が助けに来るのか? と聞かれた時の空しさも響く。それでもジャーナリストは書くしかないのだが。

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