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2009/07/13

貫井徳郎著「乱反射」(朝日新聞出版、本体価格1800円)

乱反射
これも第141回直木賞候補作と言うことで、読んでみる。

2歳の子どもの死をめぐる藪の中というか、バンティージ・ポイントの物語といところか。子どもの事故死の真相を探れば、すべての人が自分は関係ないと言い、だが、しかし、歯車のどこかで「加担」しているという恐ろしさを描き出す。

人間のエゴというものはいかに醜いものであろうか。

さて、エンタメ小説というが、視点というか目線が変わるので、いきつもどりつの物語はなかなかリズムに乗りきれず、その転調がなんだか面白くない。

そんなわけで、期待値は高かったが、今ひとつであった。

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