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2009/07/14

万城目学著「プリンセス・トヨトミ」

プリンセス

万城目学著「プリンセス・トヨトミ」(文藝春秋、本体1571円)

第141回直木賞候補作シリーズも気がつけば、第3弾になっている。とりあえず、読書モードである。

作者は万城目学(まきめ・まなぶ)と読む。

資料によれば、「1976年大阪府生まれ。京都大学法学部卒業。化学繊維メーカーに勤務ののち、『鴨川ホルモー』で第4回ボイルドエッグズ新人賞を受賞。〈作品〉『鴨川ホルモー』2006年産業編集センター刊。『鹿男あをによし』07年幻冬舎刊=第137回直木賞候補。『ホルモー六景』07年角川書店刊。『ザ・万歩計』08年産業編集センター刊。「悟浄出立」09年2月yomyom10号。「バベル九朔」09年4月野性時代66号。」だそうだ。

本の奥付によれば「いまもっとも活躍が期待される気鋭の新人である」とのことだ。見そびれたけれど、「鴨川ホルモー」はおもしろそうな映画だった。

さて、本作。なんちゅうか大阪の物語である。大阪と言えば商人のマチ。豊臣秀吉の栄光が徳川家によって潰されましたが、その地下水脈が大阪の心のふるさとに生きているとしたら。という、ファンタジー小説です。あるいは「父が子に語る大阪国」と言うべきか。奇想天外な物語は、グンと盛り上がっていきます。

松平、鳥居、旭・ゲーンズブールという会計検査院のでこぼこトリオ。なかなかキャラも立つので、十分シリーズとしてやっていけそうです。

で、直木賞。うーん、あると思います。

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