« レスラー ありがとうミッキー・ローク&三沢光晴 | トップページ | ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 »

2009/06/26

第20回伊藤整文学賞贈呈式

第20回伊藤整文学賞贈呈式
第20回伊藤整文学賞贈呈式
夕方、札幌から小樽に向かう。6月26日は伊藤整文学賞の贈呈式がグランドパーク小樽で開かれるからだ。これまで、何度か伊藤整文学賞には関わってきたが、贈呈式に出席するのは初めてである。

小説部門はリービ英雄さんの「仮の水」、評論部門は安藤礼二さんの「光の曼荼羅」が受賞した。

記念スピーチでリービ英雄さんは「これまで受賞挨拶は2分以内にと言われたてきたので30分というのはちょっと」などと笑わせてから話し始めた。

あらすじは「1人の旅行者がシルクロードの端の名所に行く。そこのレストランでミネラルウォーターを飲むが、腹をこわす。それだけの話です。頭でっかちな小説を書いてきたが、今度は身体的感覚を書いた」と紹介。「中国語でジャーシューと聞き仮水という言葉が浮かび、次に仮の水となった。そして、かりそめという別の意味が生まれた。仮の票、仮のワイン、仮の日本人、仮のベストセラー。中国の奥で最先端の資本主義に出会っている。仮の小説で本物の文学賞をいただいてありがとうございました」と締めくくった。

続いて講演した安藤礼二さんは「折口信夫の多彩な仕事はそっくりそのまま伊藤整に当てはまる。今回の受賞は文学の系譜をつなげてくれた」とリスペクト。

さらに「一つの作品しか残せなかった作家たちを取り上げたが、そこには個人的な言葉、違った響きが発せられている。稲垣足穂をはじめ、その存在は貴重だ」と語った。

|
|

« レスラー ありがとうミッキー・ローク&三沢光晴 | トップページ | ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/87302/45460671

この記事へのトラックバック一覧です: 第20回伊藤整文学賞贈呈式:

« レスラー ありがとうミッキー・ローク&三沢光晴 | トップページ | ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 »