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2009/05/17

天使と悪魔

ロン・ハワード監督。トム・ハンクス。ユアン・マクレガー。アイェレット・ゾラー。

ハーヴァード大学の宗教象徴学の権威であるロバート・ラングドン教授は、歴史上最も謎に包まれた秘密結社・イルミナティの復活の証拠を発見し、彼らが最大の敵とみなすカトリック教会=ヴァチカンに致命的な脅威が迫っていることを知る。イルミナティの計画が密かに進行していることを突き止めたラングドンはローマに飛び、400年の歴史を持つ古代のシンボル=暗号をたどりながらヴァチカンを救う唯一の手掛りを探っていく…。(作品資料より)(goo映画より)

天使と悪魔

イルミナティは光明結社であり、フリーメーソンとともに世界的に有名な陰謀的組織である。本作ではガリレオ・ガリレイの地動説から始まり、ローマ教会によって弾圧された科学者がイルミナティに結集し、その末裔たちがローマ・カトリックの総本山バチカンを攻撃するという物語になっている。

トム・ハンクスは象徴学者としてイルミナティの秘事を解き明かしつつ、バチカンを「反物質」によって爆破しようとする犯行を未然に防ごうとする。だが、どうだろうか。トム・ハンクスが謎解きをするのだが、犯行は一足さきを進んでしまう。

天使と悪魔

しかもだ。4人の誘拐された枢機卿はほとんど(水攻めの1人だけが間に合う)が殺されてしまう。おまけに、ネタばれになるとまずいが、実行犯は真犯人に殺され、本当はイルミナティの敵であるはずの味方まで肝心のところで誤って警察が殺してしまう。

これは大失態である。もちろん、最後にひょんなことから陰謀の立案者を見いだすが、結果的にその犯人すら死なせてしまう。

というわけで、探偵映画的にはトム・ハンクスのラングドン教授は役に立っていない。困った映画である。

ローマ教会の持つダークなイメージはしっかり表現されており、10億の民がひれ伏す宗教組織の持つ怖さは半端ではない。いかなるものであれ、権力は醜いという暗喩を感じた。

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