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2009/03/07

訳わからん新聞記事

最近、ネットが盛んになったこともあるが、新聞記事の生煮えぶりと、その一方のメディアスクラム的な過剰報道には腹が立つ。

たとえば、2009年3月7日の朝日新聞一面。例の「自民党には捜査が及ばない」発言の政府高官。この国策捜査を自白した人物を、民主党が警察官僚トップから内閣官房副長官に入り込んだ漆間巌氏とみて国会追及の方針と書いている。では正体がまだ不明かとおもえば、朝日新聞はその政府高官に取材して「発言は一般論」などとあしらわれているのだ。正体が分かっているなら、真実を伝えるのが、ジャーナリスト宣言の魂だろうが。

本当は分かっている事実を権力に腰が引けて曖昧にしている。その一方で、またぞろ正体不明のニュースソースで小沢一郎や自民党議員に捜査が及ぶようなことを書いている。

訳わからん新聞記事


「模様だ」だの「ようだ」「みられる」の乱発で、推測を既成事実であるかのように錯覚させ、ミスリードさせるのではないか。冤罪は権力と阿吽の呼吸でマスコミがつくってきたのではないか、という良識や冷静な判断はどこに行ったのだ。たまたま愛読する日本を代表する良識紙の朝日新聞を例に挙げたが、これは朝日新聞だけではなく、ほとんどの新聞、テレビ、雑誌に見られる重大な問題だ。

おもえば、この国の政治記者はかずかぎりない誤報と判断ミスをしながら反省をしない。もう何十年も前だが、本当は安倍政権が生まれたはずなのに、土壇場で逆転しちゃって、などと言う人がいた。そうかもしれないが、読者への責任を忘れていないか。もちろん、憶測の捜査情報を流す社会部記者も同じだ。まさか、松本サリン事件を忘れたのではあるまいな。

日本の政治は遅れているなぞとほざくマスコミ人の諸業こそ天に唾する愚論と言うべきだろう。

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