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2009/03/05

朝倉かすみさんと吉川英治賞

講談社が勧進元になっている「財団法人吉川英治国民文化振興会」による2009年度「吉川英治賞」が、4日発表された。

第30回吉川英治文学新人賞には、道産子・小樽市出身の朝倉かすみさんが「田村はまだか」で選ばれた。おめでたいことである。「田村はまだか」(光文社)はマンガのようなおもしろさでいかにも同賞にふさわしい。

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吉川英治文学新人賞は、これまで北海道からは今野敏「隠蔽捜査」(三笠市、第27回=2006年)、大崎善生「パイロットフィッシュ」(札幌市、第23回=2002年)、宇江佐真理「深川恋物語」(函館市、第21回=2000年)、馳星周「不夜城」(浦河町、第18回=1997年)の4人が受賞している。

また、本賞ともいうべき吉川英治文学賞は、渡辺淳一「遠き落日」「長崎ロシア遊女館」(上砂川町、第14回=1980年)、原田康子「海霧」(釧路市、第37回=2003年)の2人が受賞している。

私も長く生きてきたので、今野敏さんだけには会っていないが、残る作家の方々には一見挨拶に近いものもあるが、何度かお会いしている。馳星周さんには夕張国際映画祭の時にインタビュー、大崎善生さんには将棋の原稿を頼んだこともある。宇江佐真理さん、渡辺淳一さん、原田康子さんは連載小説の担当者をやったものだ。

そうか、すごい人々と働かせていただいたものだ、と「遠い目」になってしまう。朝倉さんは北海道新聞文学賞の会場で会っただけなので、きっと覚えていないだろうな。でも、大衆文学の世界では吉川英治賞は大きな看板だ。どどどどどっ、とこれからの大飛躍が一読者としては楽しみである。

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