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2009/02/22

ハルフウェイ

ハルフウェイ

北川悦吏子監督・脚本。北乃きい。岡田将生。溝端淳平。仲里依紗。成宮寛貴。白石美帆。大沢たかお。

近づいただけで倒れそうなくらい大好きな片思いの相手シュウに、ある日突然「つきあってください」と告白され舞い上がるヒロ。2人は北海道の同じ高校に通う受験を控えた3年生だ。楽しい日々が続く中でシュウにはどうしても言い出せないことがあった。それは早稲田大学進学を目指していること。地元の大学志望のヒロはその事実を知ると、「東京に行くつもりなのに、なぜコクったの? 無責任だよ」と責めるのだった。

あ、『Love Letter』だ。坂道を自転車で並走する若い恋人たちの姿に、本作のプロデューサー岩井俊二の名作のワンシーンが甦る。北乃きい、岡田将生という旬の若手俳優を起用し、気恥ずかしいほどの恋模様を描くのは、脚本家として「愛していると言ってくれ」「ロングバケーション」など数々の恋愛ドラマでヒットを放ってきた北川悦吏子、これが初の映画監督作品である。さらに主題歌を『リリィ・シュシュのすべて』のSalyu、音楽監督を初の映画プロデューサーも兼ねた小林武史が担い、まさに“チーム岩井”の全面サポートを得て完成した北川ワールド。かわいくて真っ直ぐな“恋”は大人にもちょっと懐かしい。(goo映画より)

ハルフウェイ


なんちゃって、北乃きい、である。十代の女の子のオーラをみなぎらせている。美少女スター。その北乃きいを前面に出したアイドル映画である。

もっとも、監督と脚本が北川悦吏子というのが不安要素であったが、案の定の作品になってしまっている。何がどうかというと、感受性をナチュラルに描こうとして、ドツボにはまっている感じしかないのだ。「生」っぽい姿を描きたいのだろうが、その「生」っぽさが、普通の芝居的なものよりも、妙にうそっぽいのだ。本当は作り物の芝居をぐるりと廻ってみせるのが、監督の自負だったのだろうが、どうもうまくいっていない。

そして、「halfway」を「ハルフウェイ」と読んでしまう中途半端さが、作品そのものも、halfwayにしてしまっている。攻め切れていない。

もちろん、北乃きいはいい。光っているぞ。そして、自転車のシーンは期待したとおりの爽快感を生み出している。それだけで、この映画は30点くらい稼ぎ出している。あと、50点は北乃きいの存在感であるけど。

ハルフウェイ

映画は道内でロケされた。石狩の高校などだそうだが、南小樽の駅も出る。北海道らしさは出ているのか出ていないのか。ちょっと評価しずらい。

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