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2009/02/14

ララピポ

ララピポ

宮野雅之監督。成宮寛貴。村上知子。中村ゆり。吉村崇。濱田マリ。奥田英朗原作。中島哲也脚本。

風俗スカウトマンの栗野は女に声をかけ、囲った女を部屋に連れ帰っては一晩中セックスの相手をする日々。そんな栗野の階下の住人・杉山は、栗野の女のあえぎ声でオナニーをするのが日課だった。ある夜杉山は声優志望の太った女・小百合と出会い、久々のセックスにハマる。しかし小百合はデブ専の裏DVD販売を生業としており、杉山との情事も隠し撮りしているのだった……。

風俗専門スカウトマン、売れない対人恐怖症のフリーター、アニメ声優志望のデブ専AV女優、風俗の世界へと堕ちていく元OL、カラオケボックスでバイトするSFオタク青年、そしてゴミ屋敷の主の淫乱主婦と、いずれ劣らぬダメ人間たち。そんな彼らのダメな生活ぶりをポップに描き出した群像劇がこの作品だ。都会の底辺でしたたかに生きる登場人物たちの姿はこっけいだが、どこか愛しい。成宮寛貴は風俗スカウトマンをキザな演技で表現。その他森三中の村上知子や平成ノブシコブシの吉村崇、大人計画の皆川猿時など個性的な出演者が顔を揃えた。原作は奥田英朗の同名小説。監督の宮野雅之は本作が長編デビュー作となる。(goo映画より)

デブのフリーター。風俗へ墜ちていくデパガ。SFオタク。風俗スカウト。ゴミ屋敷の淫乱主婦。田舎出の声優志望のデブ専女性。そんなダメ人間たちが繰り広げるハートフルなポップなドラマだ。もちろん、ハートが温まるのは最後の瞬間で、崩れていき破たんする人間関係に心は寒くなる。それでも、人間捨てたもんじゃないぜ、という楽天主義が作品の根底にある。そこがいい。笑いどころも満載で、見終わったらハッピー気分になる。

ララピポ

精神科医・伊良部シリーズの奥田英朗、それに「下妻物語」「嫌われ松子の一生」の中島哲也らしい外連(けれん)があふれている。ただ者じゃない2人らしい作品だ。

売れっ子の成宮寛貴はホストさながらのスカウトを生き生きと演じて、ちょっぴり後光が射している。デブ専女優の村上知子も面白い。やさしさを巧みに裏ビデオにして商売するしたたかな生き方にちょっぴり希望を感じさせる。

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