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2009/02/01

20世紀少年 第2章 最後の希望

20世紀少年第2章最後の希望
20世紀少年第2章最後の希望
堤幸彦監督。浦沢直樹原作・脚本・監修。豊川悦司。常盤貴子。平愛梨。香川照之。ユースケ・サンタマリア。藤木直人。唐沢寿明。

西暦2015年。2000年に起こった「血の大晦日」は、ケンヂたちが行ったものとされ、それを阻止した“ともだち”は世界の救世主として崇められていた。ケンヂの姪、カンナは高校生に成長し、学校で習う「血の大晦日」に憤りを感じていた。そんなカンナは学校で問題児扱いされ、「ともだちランド」に送られることに。それは、社会のルールからはみ出した人間を洗脳する施設だった。

浦沢直樹原作の人気コミックの映画化第2章。第1章で登場したケンヂの姉が残した娘、カンナが主人公となる。ケンヂが姿を消してから、ユキジに育てられたカンナは、「血の大晦日」の真相を知っているため、“ともだち”に洗脳された社会に反発していた。そして、「ともだちランド」で「よげんの書」の謎を解くカギを見つける…。唐沢寿明、豊川悦司らに代わり、ストーリーを引っ張るのは、カンナ役の平愛梨。少年マンガのヒロインらしいキュートでタフな少女を凛とした表情で演じている。その他、古田新太、手塚とおる、ARATA、小松政夫など、脇にも個性的なキャストが配されているのも見逃せない。監督は、第1章から手がけている堤幸彦。(goo映画より)


第1作を見たこともあって、物語の世界観のようなものがようやく見えてきた。「ともだち」は「ともだち」でない者には「絶交」をする。子どもである。世の中はそんな二分法では動かないことを知っている。それが大人の世界である。もっとも、アングロ・アメリカは最近は同じことを言っているから、子どもの論理は絵空事ではない。

怖いのは細菌兵器を子どもが手にして、世界の征服だの滅亡だの、覚えたての空想を現実化しようとすることだ。

「ともだち」ワールドは20世紀のカリカチュアである。今回は万国博覧会だ。三波春夫の「こんにちはこんにちは」のうたごえが、古田新太によって変奏再現される。岡本太郎の太陽の塔も縄文のパワーならぬ「ともだち」印となる。いやあ、確かに万博に行くか行かないかは、当時の子ども達には大きなテーマだったろう。それがスティグマになるのかどうか。

今回の主役は唐沢ではなく、姪の遠藤カンナ役の平愛梨だ。ボーイッシュでキュートな少女の役を熱演している。でも、残念ながら、ビビビとは来なかった。とにかく今回も豪華絢爛なキャストで、ぜいたくである。これだけ役者を使えば、3部作くらいにしなければ、元はとれないのだろうか。

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