« 堀野収君の死 | トップページ | ワールド・オブ・ライズ »

2009/01/01

小森生活向上クラブ

小森生活向上クラブ
片嶋一貴監督。室積光原作。古田新太。栗山千明。忍成修吾。有森也実。佐野史郎。豊原功輔。

小森正一は、やる気のない新人社員に手を焼く中間管理職。食欲不振と不眠症に悩みながらも改善する気力もなく、うつろな毎日を繰り返している。ある日、電車の中で痴漢の冤罪をなすりつける常習犯の女たちに怒りが爆発し、ホームに突き落として殺してしまう。その日から小森は一変して活力がみなぎり、職場でも部下から尊敬の眼差しを向けられる。悪を退治する快感に目覚めた小森は、拳銃を入手し、次のターゲットを探し始めた。

「コイツがいなれば世の中はよくなるのに」と言われる社会の迷惑な面々を次々と成敗!サラリーマンの妄想を気持ちよく叶えてくれる、室積光原作の「小森生活向上クラブ」が映画化。大手商社勤務の小森課長は、通勤電車で見かけたムカつくOLをホームに突き落とし転落死させたことがきっかけで正義に目覚める。しかし、課長の行為に感銘を受けた部下たちが続々と集まり、陰の活動が一大組織に膨れ上がり…。劇団☆新感線の看板役者、古田新太の映画初主演作品。様々な役をこなしてきた古田の板についたサラリーマン姿が笑える。共演は栗山千明、忍成修吾、有森也実、佐野史郎、豊原功輔ら。監督は、『ハーケンクロイツの翼』(04)の片嶋一貴。(goo映画より)

世の中には怨みを晴らしたり、不正は糺したりするのに私的制裁をもってする、という人たちいる。テレビの必殺仕事人はその好例だろう。そして、最近はそれを真似た闇サイトがあり、正義の鉄拳ならぬ、人を殺める事件まで起きている。

本作はその「必殺」のパロディだろう。「必殺」がいかに非道であるかを、コミカルに描き出している。主人公同様、明るい人殺しにはやはりついて行けなかった。そして、この正義の論理はかつての新左翼たちの内ゲバを想起させるものがあった。

古田新太は好演と言えるかどうか微妙だが、サラリーマンになりきっている。やはり、女優がいい。栗山千明と有森也実がそれぞれ不思議な女のフェロモンを横溢させて魅せた。

|
|

« 堀野収君の死 | トップページ | ワールド・オブ・ライズ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/87302/43595095

この記事へのトラックバック一覧です: 小森生活向上クラブ:

» 【映画】小森生活向上クラブ [新!やさぐれ日記]
▼動機 新しく出来た映画館を見に。 ▼感想 よっぽどのことが無い限りもう行かないかな? ▼満足度 ★★★★☆☆☆ そこそこ ▼あらすじ 会社でも家庭でも、うだつの上がらない小森正一(古田新太)。ある日、痴漢でっち上げ常習犯の女を、駅のホームから線路へ突き落としてしまう。その日以来、小森は別人のように生き生きとし始め、仕事も家庭生活も絶好調。そして部下を引き連れて同盟を結成し、次々と社会の悪に報復していく。 ▼コメント 昨年11月にオープンした郊外型ショッピングモール「SMARK... [続きを読む]

受信: 2009/01/20 20:15

« 堀野収君の死 | トップページ | ワールド・オブ・ライズ »