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2008/12/01

アン・ハッピー・バースデー

アン・ハッピー・バースデー
今日は愛ちゃん(愛子さま)の誕生日であるが、私の誕生日でもある。

五十歳違いの五十七歳である。思えば、ずいぶん生きてしまったことだ。

三島由紀夫に心酔していたころは、二十歳までには死ぬのだと思っていた。だが、学生騒乱のなかで二十歳を過ぎてからは坂道を転がり落ちるように、いたずらに馬齢を重ねてきた。

そりゃあ、悪いことばかりあったわけではない。泣かしてくださったタクランケのほうが圧倒的に多いが、稀に優しく接してくれた天女のような方もいらっした。

友人知己には亡くなった者も出始め、全身がガンでむしばまれ、闘病生活を送っている者もいる。そろそろ、こちらの世界での人生に落とし前をつける時が近づいているのだ。

悔しいのは、世の中は豊かになったが、大切な生き方の根っこが腐り始めていることだ。

やさしさと耐えること。それが空語となってしまった。それがもどかしい。

家に帰るとデパートからの割引カードが来ていた。それがちょっと嬉しい自分が情けなく思えた。


ネットを見たら、JALからバースデーメールが届いていた。親切なことではある。

Jalmail_3

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