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2008/11/09

トウキョウソナタ

トウキョウソナタ
黒沢清監督。香川照之。小泉今日子。役所広司。小柳友。井川遥。津田寛治。井之脇海。

健康機器メーカー、総務課長として働く佐々木竜平は、人事部に呼び出され、リストラを宣告される。突然の出来事に、呆然としたまま帰宅するが妻、恵にリストラされたことを言い出せなかった。夕食時、小学校6年生で次男の健二はピアノを習いたいと言い出すが、竜平は反対。翌日から、会社に行くフリをして、毎日ハローワークへ通っていた。ある日、大学生の長男・貴が、世界平和のためにアメリカの軍隊に入りたいと言い出す…。(goo映画より)

黒沢清監督の作品ということで、見に行った。たぶん、「叫」以来である。黒沢作品は基本的に「怪談」である。いつものように、幽霊が出てくるのかと思ったら、今回はぜんぜんノーマルである。現代の家庭崩壊をコメディタッチで描いて、最後に救ってみせる。なんだか、いい作品である。壊れるものは一回壊す以外にないのだ。

周縁が中心を活性化する。で、役所広司である。黒沢組の主役は今回は、とんまな盗賊として登場し、たちまち、キョンキョンと逃避行である。それは本来死に神であるべきなのだが、本作では死ぬ神として、フェイドアウトしてしまうのだ。もちろん、この道化廻しによって、キョンキョンは死の淵から再生してくるのだが。

リストラされた怒りを内向させる夫を演ずる香川照之、そして、アメリカ軍人になるという兄、ピアノに自分を見つける弟、みんなそれぞれにうまい。さて、小泉今日子だ。これをいいという人はいるかもしれないが、どうも気に入らない。変な言い方だが、人妻らしくないのだ。ちょっと、妻にはしたくないタイプになっている。その点では離婚したてのピアノ教師役の井川遙のほうが切実感がある。そんな気がした。

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