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2008/11/26

21歳の新鋭作家、そして官能小説家が…

25日の夜、北海道新聞の文学賞の授賞式があり、門外漢であるが、少しのぞかせてもらった。

なにしろ、今回の文学賞の受賞者は釧路に住む21歳の青年、窪田貴さんである。「焚き火端会議」という作品は読んでいないが、なかなかの力作との評である。窪田さんに「不退転で作品を書いているというのはすごいね」と声をかけると、「自分の人生から小説のない世界は考えられません」という。ちょっと、強烈だ。好きな作家は三島由紀夫だそうだ。そこで、「今日は三島の命日だよ」と言うと、「あっそうですか」と反応は今ひとつだったのが残念である。

毎日夜中に数時間、小説を書いているそうだ。「1日に5、6枚ですね」と言う。「それなら、新聞の連載小説が書けるよ」と、どうもオヤジは気の利かないフォローをしてしまうからいかん、イカン。

そこに、美女が3人現れた。2人までは今や売れっ子の朝倉かすみさん、それから昨年の受賞者、まさきとしかさんだ。窪田青年に、おネエさんたちがエールを送っている。青年はこれから美女たちの間を進むのだから、大変である。東京に移り住んだと言っていたまさきさんは北海道に戻ったという。そりゃ、北海道的にはうれしいことだ。

さて、美女の3人目である。これが聞いてびっくり。官能小説家だそうだ。その名は、蛭田亜紗子さん、という。ヒルタアサコ。タが濁れば、昼だ朝子か。すごいな。で、蛭田さんは新潮社の「第7回女による女のためのR-18文学賞」で「自縛自縄の二乗」という作品で大賞を受賞しているそうだ。

略歴を見ると、「1979年11月28日生まれ。札幌市出身・札幌市在住。広告会社勤務。好きな作家はトルーマン・カポーティ、安部公房、谷崎潤一郎ほか。好きな香りはローズマリー、フランキンスセンス、春の匂い、飼い猫の匂い。」とある。29歳だね。

作品のさわりを。

<紐を指定の長さに切断したあと、パソコンの前で服をすべて脱いだ。裸の肌は警戒してすくんでいるようだった。「菱縄縛りのつくり方」と題されたページを見ながら紐を首にとおし、鎖骨のしたで結び目をつくる。紐が肌を滑ると、かすかに鳥肌のさざなみが起こった。さらに結び目を増やし、足のつけ根にくぐらせる。秘められた部分がそっとくすぐられ、とたんに罪悪感で胸がつまる。やめようか、と逡巡したが、窓のカーテンがぴたりと閉まっていることを確認してから、再び手を動かした。うなじにとおし、胸もとに持っていき結び目と結び目のあわいに入れて背へ。乳房がくびり出される。なんだか胸だけ外気にさらされているようで心もとない。… >

あわわわわわわああ。

「どんな抱擁より、愛よりも私の躰と心を抱きとめるのは、縄。緊縛の快楽があれば、独りで生きていける」。

どうしましょう。緊縛です。団せんせい。

ちなみにR-18には2作応募したそうで、「半年間で短い小説を3作書いて、そのうちの2作です。もう1作は文學界新人賞に応募しました。」という。ということは、純文学作家でもあるのだ。

詳しくは新潮社のページ。
http://www.shinchosha.co.jp/r18/jyushosaku/no7_hiruta.html

スポンサーのページ。
http://www.aruze.com/company/support/r18/7th/index.html

写真をみると、昨日は気づきませんでしたが、なかなか魅力的な美女ですね。(そう言えば、同じ美女・官能つながりの釧路発の、しのさまにはなかなか会えませんね)

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