« 秋葉原の記念品 | トップページ | 社会保険庁の改竄さらに拡大 »

2008/10/02

憤怒、(いずれ)天に通ず

 あの中山大臣は「日教組を解体するぞ」と確信犯的妄言を吐いた。労働者の権利も基本的な諸権利も何もわかっていないおっさんが国を預かっていいのか。ひどく疑問である。
 気に入らないから潰せ!ってのはヤクザでもやりません。
 
 それでも、人が何かの組織に怒る気持ちはわからないでもない。昨日の朝、女房の年金の関係で社会保険庁の出先事務所の分室みたいなところに行ったのだけれど、相変わらず対応はひどい。
 
 こちらは年金相談に行っているのであるから「何がお困りでしょうか」とでも聞けばいいのだが、「なにか」だ、まったく。
 
 「妻の受給資格のことで」と言うと、「ご主人の年金番号がないとわかりません」といきなりダメだしだ。そんなわけないと食い下がり、実はカバンの中に年金なんたら便の封筒を持っていたので、詰め寄ると「あっ、わかりました」。なんじゃらほいだ。
 
 とにかく答え方すべてがネガティブだ。一銭でもカネは出したくないと邪推したくなる対応だ。あまりにひどいので、証拠の写真を撮ろうとしたら、録音はいいが写真はやめてください、である。「上司を呼びましょうか」と言うから、「舛添を出すのか」と言いかけて、やめた。
 
 私はここ数十年、市民社会の構成員として、意図して法に触れるようなこともなく、多くの忍従の日々を送り、ヨーダのごとく静かに暮らしてきた。しかし、法の以前には、人倫があり、天道があり、破邪顕正の心があるということだけは、片時も忘れたことがない。
 
 まことに久しく忘れていた義憤が沸き起こるのを禁じ得なかった。緋牡丹のお竜さん、きっちりと仁義通します。
 
 思わず怒りのドスを心で抜きかけたが、「おまいさん、それだけは」と、見れば明日の行方もままならぬ身重の妻が止めるではないか。わっかてらい、こう見えても小市民だ。
 
 早い話。おいらも中山大臣じゃないが、「非道な社会保険庁など、解体しちまえ」と思ったのだ。だが、心で思うことと、口に出していうことは違う。まして遵法の鑑たる為政者がそれを言っちゃあ、おしまいさ。でも、平場ではそういうことはある。
 
 労働者のことはよくわかる。不正を働きムダづかいをしたのは高級官僚どもだ、ということもよくわかる。だけど、現場は無関係か。どうよ。そこの猛省の思いがまったく伝わりませんよ、あなたたち。庶民をいじめるな。もののわからない人間をなめるな。
 
 こんな思いを抱かされているのは私だけではないだろうな。きっと。

|
|

« 秋葉原の記念品 | トップページ | 社会保険庁の改竄さらに拡大 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/87302/42661445

この記事へのトラックバック一覧です: 憤怒、(いずれ)天に通ず:

« 秋葉原の記念品 | トップページ | 社会保険庁の改竄さらに拡大 »