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2008/08/31

ダークな意図

「ダークナイト」。クリストファー・ノーラン監督・脚本。クリスチャン・ベール。ヒース・レジャー。アーロン・エッカート。マギー・ギレンホール。ゲイリー・オールドマン。マイケル・ケイン。モーガン・フリーマン。

ゴッサム・シティーに現れた最悪の犯罪者ジョーカー彼は、マフィアたちに成り代わってバットマンを追い込む“ゲーム”を開始。それは「バットマンが正体を明かさなければ、毎日市民を殺す」という卑劣なルールで、戦いの中ゴードン警部補も凶弾に倒れてしまう。ブルースは遂にバットマンの正体を明かすことを決意。記者会見に登場しようとするが、それを制したのは新任検事で“光の騎士”と慕われるデントの意外な行動だった……。(goo映画より)

傑作だな。結構、上映時間の長い映画なので、敬遠していたが、ようやく見た。

バットマン・シリーズはティム・バートンのオタッキーな美意識の作風も悪くなかったが、本作のようなシリアスな作品で、正義とはなにか悪とはなにかを、シンボリックに問うやりかたも悪くない。

描き方によっては、オチャラケなヒールになるはずののジョーカーが本作では試練を与える神のようである。しかも、受苦的な存在である。かろうじて、ジョーカーは封じ込められるが、彼の放った毒はバットマンたちに平穏を与えないだろう。

ジョーカーを演じたヒース・レジャーの死がつくづく惜しまれる。

「ダークナイト」は「暗黒の騎士」と訳せるようだが、私のパソコン的には「ダークな意図」と変換された。まさしく、ジョーカーのニヒルでアナーキーな暗い怨念は痛烈な印象を与えて残る。

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