沖縄・島唄ライブを堪能
8月3日、4日と2晩続けて、大城美佐子&堀内加奈子コンビの島唄ライブを見た。5月に初めて沖縄に行って以来、島唄にはまっている。
大城美佐子さんは三線(沖縄の三味線)の名人である。大阪の生まれであるが、沖縄の音楽世界で50年以上、最前線で活躍してきた。堀内さんは北海道・函館の育ちだが、大城さんのもとで7年あまり沖縄民謡を学んで、今ではお師匠さんの囃子方などをこなす共演者として腕を上げている。
3日は「バー琉吉 小春南」、4日は「宮古根」という居酒屋スタイルの小ホールである。大城、堀内の演者2人に、マネージャーさんの姿も見える。中浜恭子さんだ。こちらは青森の出身という。堀内さんが道産子で、中浜さんは青森なら、沖縄音楽の脇を、北日本組が担っている。案外、日本の古層で南と北はつながっているのか。
両日とも会場は満員だった。立って踊るにはいささか狭いが、それでもリズムに乗って手が動けば足も動いて、にぎやかである。
「沖縄でまた会いましょう」。なんだか心にもないことを言ってしまったのは、泡盛に酔っていたせいだろうか。
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