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2008/06/17

松崎明秘録

松崎明秘録
語り・松崎明。聞き・宮崎学。同時代社、本体価格1400円。

松崎氏は元・動労委員長、元・JR東労組会長。宮崎はキツネ目顔のジャーナリスト。政治的には松崎氏が革マル派、宮崎が日共派の流れを引く。

帯には「革マル派の創設に参加、副議長だった……組織温存のため屈服し、国鉄民営化に賛成した……」というのはホントなの?と、いうようなことが書いてある。

結局、よくわからない。言っていることは、革マルを作ったのはクロカン氏や途中で抜けたホンダ氏を除けば松崎氏だということ。労働現場で場所的実践を探求してきたのは松崎氏だということ。全学連あがりの解放社官僚(あるいは知識人工作をしていた某)の方針はしょうもなく、その空論を物質力で突破してきたのが松崎氏だということ。戦闘的労働運動派として知られ対立関係にある動労千葉の中野氏をオルグしたのは松崎氏だということ。

そんなことを言っている。だから、革マルをやめたのやめないのなんてことはどうでもいい。クロカンなきあと、松崎氏がすなわち革共運動であり、後からきて指導者づらする全学連あがりの連中なんて関係ない。真面目にやるなら、若い者の面倒くらいは見てやる。

意訳すれば、そういうことを述べている。そして、人間の解放のために、新しい労働運動の萌芽や世界の様々な場所で戦う人びとと手を携え、われらのインターナショナルを実践できるのが松崎氏だということだ。

宮崎にはよく聞いたというべきか、あんた何やっているの、と言うべきか。氏とせずに尊師と書きたくなる一種、教祖のお言葉本である。

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