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2008/04/27

紀元前1万年

紀元前1万年
ローランド・エメリッヒ監督。スティーブン・ストレイト。カミーラ・ベル。クリフ・カーティス。

時は紀元前1万年。人も動物も自然のままに生き、マンモスが大地を闊歩する時代。サーベルタイガーや獰猛な肉食動物と果敢に闘い、広大な砂漠で青年は旅を続けていた。邪悪な支配者に捕われの身となっている愛する人を救うために…。

ニュージーランド、南アフリカ、ナミビアの三ヶ国で撮影を行い、現地の壮大な風景に最新CGで蘇ったマンモスに加え、映画史上最大のセットとなったピラミッドを復元した、驚異の体感型アドベンチャー大作。『インデペンデンス・デイ』『デイ・アフター・トゥモロー』のローランド・エメリッヒ監督は、15年前から本作の構想を持っていたが、ようやく特殊効果のレベルがイメージに到達したために映画化に至ったのだとか。(作品資料より)(goo映画より)

大きいものが大好きな監督らしい作品だ。今回の見どころはマンモス軍団の暴走あたりか。これが野生というか自然の力強さを示す。そして、そのマンモスを生産力として組み込んだ<大神>が人間界を支配する。まあ、当然でしょう。これに対して、文化的には遅れているが、自然と共生しつつつ(虎と話す、というのはその象徴だ)愛と勇気を持った戦士たちが、もう一度社会を組み替え直すために、戦っていく。典型的な古代神話的な物語だろう。

いつもの大時代的なうそくささも、本作では叙事詩的空間の物語なので、感じられない。縦糸として織り込まれた英雄となる青年デレーと女性エバレットの愛も、ほどほどにスパイスが効いている。ピラミッドかバビルの塔を思わせる神宮を舞台にした戦闘シーンは意外にあっけないが、ぴりっと締まっている。よくできた娯楽大作である。

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