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2008/04/18

ハルク(DVD)

ハルク(DVD)
アン・リー監督。エリック・バナ。ジェニファー・コネリー。サム・エリオット。

遺伝子学者ブルース・バナー(エリック・バナ)は、実験中に致死量のガンマ線を全身に浴びる事故に巻き込まれる。奇跡的にも無事だったが、まもなく、死んだと思われていた彼の父デイヴィッド(ニック・ノルティ)が姿を現わした。そしてブルースは、怒りの感情と共に、緑色をした巨大なモンスター、ハルクへと変身する体になっていた。デイヴィッドが自らの体で遺伝子実験を行なったため、その特殊遺伝子が息子のブルースにも遺伝していたのだった。破壊のあとを残していくハルクに全米中が恐怖したが、ブルースの元恋人である女性科学者ベティー(ジェニファー・コネリー)だけがハルクを信じていた。だが捕獲に失敗したベティーの父のロス将軍(サム・エリオット)は、ハルクの正体が人間であることを知りながら、最終兵器を持ち込んだ撃退指示を出す。その頃、デイヴィッドもモンスター化してハルクと格闘を始めていたが、軍は両者ともミサイルでやっつけた。しかし一年後、身を隠しながらまだ生きているブルースの姿が
あるのだった。(goo映画より)

「ラスト、コーション」のアン・リー監督の作品である。映像の中には、画面を分割した場面も多く、なんとなく劇画を意識したものになっている。ストーリーはわかりやすいのだが、回想と余韻を引きずるような場面進行で、いささかかったるい。そのくせ、ブルースとベティの関係が心を通わせながらも、中途半端で、「キングコング」ほどには熱くはならない。SFXもぎこちない。モンスター化したブルース=ハルクは、大きなジャンプをするが、「シュレック」が飛び跳ねているようだ。でも、楽しめる作品ではある。

ハルクは怒りの感情によって変異する怪獣だ。それは物質的に規定されているのだが、一般人だって、怒れば怪獣まではいかないまでも人格が変わるだろう。その意味で、寓話的でおもしろい。ハルクは荒ぶる神になるわけだが、その割には人を積極的に殺めないし、いささか大人しい。もっと破壊的で、手の付けられないゴジラみたいになってくれると、もう少し感情移入できるのだが、物足りなさはここにもある。人間は変わりたいし、超能力を持ちたい。それがハルク的なものはどうかはわからない。不幸であるが、魅力的ではある。

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