マイ・ブルーベリー・ナイツ

わが歌姫ノラ・ジョーンズの主演映画である。
フランス=香港。ウォン・カーウァイ監督、脚本。ノラ・ジョーンズ 、 ジュード・ロウ 、 デイヴィッド・ストラザーン 、 レイチェル・ワイズ 、 ナタリー・ポートマン。
恋人に捨てられたエリザベスは彼のことが忘れられず、彼の行きつけのカフェに乗り込む。そんな彼女を慰めてくれたのは、カフェのオーナー・ジェレミーと、甘酸っぱいブルーベリー・パイ。それからのエリザベスは、夜更けにジェレミーと売れ残りのパイをつつくのが日課になる。しかしそんなある日、彼女は突然ニューヨークから姿を消す。恋人への思いを断ち切れずにいたエリザベスは、あてのない旅へとひとり旅立ったのだった…。(goo映画より)
ノラ・ジョーンズに関しては「Come Away With Me」「Not Too Late」の2枚のCDを聞かせてもらい、今もipodに入れて聞いている。彼女の父親はビートルズに影響を与えたインドの音楽家だそうだ。カントリーのようなジャズのような不思議なテンポの曲に彼女の深みのある声が素晴らしい。ちなみに、「Not Too Late」の後には「For Love」と続く。おやじ心をくすぐる歌ではないか。
ジャケットは見ていたが、動く当人を見るのは初めてだ。歌姫であるが、美形というのとは違う。失礼になるのかどうかわからないが、「ガールファイト」のミシェル・ロドリゲスのような厚みを感じた。演技もスタイルも今ひとつ。だけど、なんか伝わるものがある女性だ。
本編。「ブエノスアイレス」「花様年華」などで愛の荒野を描いてきた監督がハリウッドに進出してメガホンをとった。映画的には成功しているとは言い難いが、ノラ・ジョーンズやジュード・ロウなどの魅力をたっぷりと引き出している。物語は出会いと別れのエピソードの積み重ねで、人の心の孤独を浮き彫りにしていく。そして、一種の沸点に達したときに、離れていた2人の距離が縮まる。ロードムービーのようなそうでないような。不思議な味がある。
それにしても、ジュード・ロウ。もてるよなあ。粒子の粗い、ノイズのあるカフェの若い経営者が似合い過ぎて。はえ取り紙のように、女たちが寄ってくるな、きっと。ラストのキスシーンなんて、ブルベリー・パイにミルクが絡んじゃって、お子ちゃまには困ります。レイチェル・ワイズ。ノラに比べ、女優顔が決まってました。ナタリー・ポートマン。私はファンですが、本作のヘア・スタイルでは全く感じません。まずいですね。
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コメント
ウォン・カーウァイ監督の作品は大好き。
特に「花様年華」の映像美は何度観てもうっとりさせられます。
絶対にこんなニヤけた男は好きにならんぞ!と思っても、
あの目に見つめられたら落ちない女はいないと思うんですけど。
どうだロウ?
サントラもいいみたいですね。
楽しみ 楽しみ。
投稿: クロエ | 2008/03/27 00:34
TB ありがとうございました。
ストーリーは まぁ、普通? という感じでしたが、それでもジュード・ロウに ことんと惹かれてしまいました。
投稿: スノーパンダ | 2008/03/27 00:36
どうだロウ、って
だじゃれだロウ。
もてにゃい人間の敵だな。
表に出ロウ。なんちゃって。
投稿: 席亭うど | 2008/03/27 00:53
ジュード・ロウのお母ちゃんってビートルズ好きで、
「ヘイ、ジュード」から息子の名前を取ったんだってね。
投稿: 双子山親方 | 2008/04/01 09:26
ヘイ、ジュード・ロウか。
<余談ですが、俳優ジュード・ロウの名は、トマス・ハーディの小説「日陰者ジュード」と、この「ヘイ・ジュード」にちなんだものです。>(ブログ「ある音楽人の日乗」
http://blog.goo.ne.jp/mh0914/e/4d0061667e0ee96e73e3cc5883cf98e7
)
なんだかすごそうだ。
投稿: 席亭うど | 2008/04/01 22:09
トマス・ハーディが出てきたか!
「テス」だよな。「日陰者ジュード」は「日陰のふたり」というタイトルで映画化されてましたね。ケイト・ウィンスレットがぶくぶくの身体で出ていたような記憶が・・・。
投稿: 双子山親方 | 2008/04/07 16:56
すみません。見てません。
投稿: 席亭うど | 2008/04/07 23:13