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2008/03/18

郷土誌あさひかわ504 号

郷土誌あさひかわ504<br />
 号
渡辺三子発行人、田中スエコ編集人。あさひかわ社発行。定価250円。

「体の具合がよくなくて、発行が遅れちゃって」。電話の向こう側で三子さんがすまなそうに話している。いやいやとんでもない。もう80歳を超えているというのに、元気に走り回って、写真を撮り、広告を手配し、割り付けを指示し、雑誌の配送をしている人がそんなにいるとは思えない。創刊からもう48年くらいのはず。「最近は三六街にも行ってないの」などとのたまいながらも、しっかり大舟さんあたりには出没しているらしい。

2008年3月号の本誌の特集は「シーズンイン!’08ゴルフ場めぐり」。旭川近郊には絶好のゴルフ場がいっぱいで、その今年のコース紹介が並んでいる。トップ・エッセーは「あるた出版」会長の山崎いわお「作家の<メモ>」。札幌はススキノ方面で雑誌を出していたと思うが、山崎氏が旭川で会社つとめをしながら、この郷土誌「あさひかわ」でアルバイトをしていたのを初めて知った。

「昔は元気いっぱいでアルバイトにきてくれた若い人がずいぶんいたのに、最近はだめなのよ」と三子さん。そうなのだ。この雑誌の一番の悩みは後継者難だ。なんとか世代交代したいのだが、「これはと思った人に限ってノイローゼになったりして」新しい担い手がみつからないのだという。

名物居酒屋「大舟」のおやじ、馬場昭さんのエッセー「おじたりあんノート」は連載192回に達している。今回は「ヨダレカケ」なる珍魚にまつわるお話が展開されていた。

いつものことではあるけれど、「そのうち原稿書いてくださいよ」という社交辞令に、「がんばります」と答えたことであった。

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コメント

1,2年前に渡辺三子さんがご自分の出生から今に至るまでを時代背景などを織り込みながら書かれたことがありましたが、その記憶力の素晴しさと気負いのない文体を毎号読むのが楽しみでした。
それと・・・
「原稿かいてくださいよ」は社交辞令ではないと思います。
私もショートストーリーの熱烈ファンでしたのでぜひぜひお願いします。
あ  これ頭痛のタネかしら?

投稿: クロエ | 2008/03/20 12:12

問わず語り、ですね。別に隠すこともないので、言いますと、相談に乗ったり執筆協力していました。こちらが札幌で忙しかったせいもあるかもしれませんが、もう少し、書くことがあったはずなのに、休載して残念です。

投稿: 席亭うど | 2008/03/21 10:43

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