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2008/03/06

日本のすがた2008

日本のすがた2008
矢野恒太記念会編集・発行。定価1000円。

風邪で頭痛がとまらない。こうなれば、勉強でもするしかない。

本書は日本をもっと知るための社会科資料集だそうだ。別名「にほん国勢図会」ジュニア版。矢野恒太は日本の保険業界の基礎を築いた人物で、第一生命の創始者だとか。

日本の地形で川を見る。日本一長いのは信濃川367キロ。2位利根川322キロ。3位石狩川268キロ。4位天塩川256キロ。これには入っていないが十勝川も道内では大きな川だ。その源を見ると、いずれも大雪山系である。北海道の尾根から主要河川は日本海と太平洋へと流れ出している。大雪山の母なる大いさをあらためて知る。

日本農業は絶滅危機にある。いわゆる農家は50年前の半分以下の285万戸。うち販売農家は181万戸。ただし、農業が主という農家はわずか39万戸で全体の5分の1。基幹農業従事者は202万人。このうち39歳以下はわずか5%、10万人。逆に65歳以上が58%である。恐ろしいほど高齢化産業だ。跡継ぎのいる農家は7%にすぎない。新たに農業に就いた人は2006年において39歳以下は1万5000人。日本の就業者が6400万とすれば、農業従事者は働いている者の30人に1人たらずとなる。しかも、じいちゃんばあちゃん中心だ。自給率の向上やら農業自由化・国際競争力の強化を言っているが、この高齢化した足下を考えると、その失地回復の道は至難に覚える。その中でも頑張っているのが北海道だ。酪農、米作、畑作でも群を抜いている。先に述べた豊かな河川に恵まれていることを思えば、もっともっと可能性のある大地である。

一方、工業を見ると、北海道は心許ない。京浜、中京、阪神の3大工業地帯の集積力、工芸品生産の伝統もない。これは北海道にとどまらず、東北以北の特徴である。図によっては北海道は省かれていたり、載せられている東北には何もマークが付いていないことも多い。東北北海道開発はいぜんとして重要であると思える。さらに、日本は貿易立国と言われるが、主な港の貿易額の地図には北海道の姿は最初からなく、東北はからっぽだ。

世界にある国の数は昨年末で193カ国。総面積は1億3613万平方キロ。総人口は66億7100万人。日本は37万8000平方キロに1億2700万人。人口上位は中国13億2900万人、インド11億6900万人、アメリカ3億600万人だ。

以下は私の試算である。
世界が100人の村なら20人は中国人、18人はインド人である。その間を5人足らずのアメリカ人が資本主義万歳だのグローバリゼーションだの人権だの言ってまわっているわけだ。ちなみに日本人は男と女1人ずついるだけだ。

面積上位はロシアが1710万平方キロ、カナダ997万平方キロ、アメリカ963万平方キロ、中国960万平方キロだ。

世界が100平方メートルの村だったら、ロシアは約13平米でゆったり。カナダ、アメリカ、中国は7平米なので4畳半生活というところか。日本は50センチ四方の板一枚の上に立っている状態だ。立っているのは男と女なのでラブラブかもしれないが。

ラブラブといえば、社会生活基本調査によると、10歳以上の人は平均睡眠7時間42分、仕事3時間44分、テレビなど2時間24分、家事関連2時間8分、食事1時間39分、趣味・娯楽45分だそうだ。無内容な調査に文句をつけても仕方がないが、ここには恋愛の時間は入っていない。いささかつまらないことだ。

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