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2008/02/01

紅白歌合戦と鶴瓶

ボツにした原稿であるが、捨てるのももったいないので、あげておく。


「歌の力と言葉の力と」
一年を締める大みそか恒例のNHKの紅白歌合戦。昨年は司会者に紅組・中居正広、白組・笑福亭鶴瓶という男同士が並ぶという異色の顔ぶれだった。
視聴率は、総合テレビの関東地区で第1部が32・8%、第2部が39・5%で、過去のお化け番組と言われたころと比べ、低迷傾向が続いているそうだ。
とはいえ、民放の裏番組は健闘したものの、関東地区で、TBS系が放送した格闘技K−1「Dynamite!!」が、14・7%。紅白歌合戦はいぜん最強番組だ。
帰省中だったので、実家のテレビで見せてもらったが、とてもいい番組だったように思う。「歌の力 歌の絆」というテーマにふさわしい名曲が素晴らしいステージで披露された。
とりわけ、よかったのが司会の鶴瓶さん。「鶴瓶の家族に乾杯」出演の論功行賞だの、過去の乱行からパンツをおろすハプニングを心配する向きが多かった。しかし、歌の魅力を自分の言葉で語ってみせた。
シャッター通りの増えた地方の痛み、懸命に生きる商店街の人々の温かさ、庶民の哀歓を必死で伝えようとしていた。私的な思い入れが強いように見えたが、歌曲と歌手への愛情をそれ以上に感じさせた。
NHKは民放と違い、どんな番組にもしっかりとした台本があり、アドリブを許さないと聞く。そんな中で、鶴瓶さんの司会は自由で新鮮に聞こえた。
「歌の力」と同様、「言葉の力」も伝わるものだ。

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