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2008/01/27

エンジェル

エンジェル
フランソワ・オゾン監督。ロモーラ・ガライ。シャーロット・ランプリング。サム・ニール。ルーシー・ラッセル。マイケル・ファスベンダー。
20世紀初めのイギリス。田舎町で夢見る夢子さんだったエンジェルはロマンスを書きためていたが、まるでシンデレラ・ストーリーのように作家として認められる。自己チューゆえに惨めな現実にグッバイ、お城(パラダイス)に移り住み、富と名声、そしてタイプの男まで手にしてしまった。すべては自分中心で動いてると思っていた。しかし、名家出身の男は陰気で、実は愛人を別につくっており、最後には自殺してしまう。そりゃあ、ロマンス作家にとってリアルなのは現実じゃなく、自分のイメージの世界。作家はゆがんでいて当たり前。自分は高貴な階級の血族だと妄想している。戦争だって、認めない。(それは正しい)。作家は簡単に銃後の協力なんかしちゃだめさ。

静かに息を引き取った後、墓の前での秘書と編集者の会話が面白い。秘書はエンジェルが国葬になると思っていた。だが、今ではだれもエンジェルの本を読まなくなってしまっていることを嘆く。流行作家の運命とはそんなものか。だが、編集者は彼女にエンジェルの伝記を書くことを勧める。壮絶な人生なだけに、もしかしたら、「売れるかも……」と思わせる。

どこかの映画紹介で「嫌われ松子の一生」とを比較していた。確かにそんな映画である。

エンジェル - goo 映画
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