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2008/01/29

渡辺えり子1 光る時間/ 月夜の道化師

光る時間/<br />
 月夜の道化師
渡辺えり子著。ハヤカワ演劇文庫。本体価格820円。
オフィス300のホームページによると、渡辺えり子は山形県出身。舞台芸術学院、青俳演出部を経て、1978年から「劇団3○○」を20年間主催。劇作家、演出家、女優として、また歌手として舞台、映像、マスコミのジャンルを問わず活躍する。2007年9月26日、渡辺えり子から、「渡辺えり」と改名した、そうだ。
劇作家としては1983年「ゲゲゲのげ」で岸田戯曲賞、1987年「瞼の女 まだ見ぬ海からの手紙」で紀伊国屋演劇賞、女優としては1996年「shall weダンス?」で報知映画賞助演女優賞、日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞など、数々の受賞歴がある。劇団活動の傍ら、「非戦を選ぶ演劇人の会」に参加。「反戦リーディング」という演劇人独特のアプローチで反戦を訴え続け、さらに、劇団外部の舞台も活躍が目覚ましい。
この2つの脚本から染み出しているのは、戦争に彩られた日本の近現代史を生きてきた者たちとの対話である。あるいは、学生運動を生き延びた世代への正対である。

「タンジョー日に、どうしてローソクの火を消すんだろう」
「生きたという軌跡、過ぎた年月を確認するのさ。そして燃えつきる前に吹き消す。その時々をその時々のままにとどめられるように。そして、また明日が来るように」

肉太ではなく骨太の演劇人である。

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