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2008/01/08

手抜きで映画紹介・2007下期落ち穂拾い

手抜きシリーズのラストです。2007年下期の気になった映画で、ごんざれす。こうみると、意外に日本映画も健闘していることがわかる。今回は黒沢清や「エヴァンゲリヲン新劇場版・序」を入れていないことだし。

<サッド・ヴァケイション>
青山真治原作・監督・脚本。浅野忠信。石田えり。宮崎あおい。板谷由夏。オダギリジョー。
北九州を舞台にした家族の物語。暴力的な環境で見捨てられて育った青年と自分本位な生き方をしながら、すべてを包み込む母親との葛藤。社会に追いつめられた男たちの再生工場となっている間宮運送を舞台にさまざまな運命を背負った人間たちが出会う。オダギリジョーは偏している。だから、いい。

<図鑑に載ってない虫>
三木聡監督。伊勢谷友介。松尾スズキ。菊地凛子。高橋恵子。松重剛。水野美紀。
オレは酔っぱらいの朋友エンドーと「死にモドキ」を探す。でも、それが何なのかは不明。そのうちやくざの目玉のオッちゃんやらリストカッターのサヨコらが加わり、てんやわんや。でも、ラリパッパで大丈夫。いっちゃっています、三木監督、天才系。

<フリーダム・ライターズ>
リチャード・ラグラヴェネーズ監督。ヒラリー・スワンク。イメルダ・スタウントン。スコット・グレン。
1994年、人種暴動からまもないロサンゼルス郊外の高校。一人の女性国語教師が着任したが、教室は荒れ放題だった。彼女は生徒たちに文章を書かせることで、成長する機会を与えるのだ。アメリカの草の根民主主義の力を感じさせる物語。

<ボンボン>
カルロス・ソリン監督。ファン・ビジェガス。ワルテル・ドナード。
アルゼンチン。ついていないおじさんが人助けをしたことから、猟犬をもらう。それがラッキーわんわんで、いつしか心も豊かになっていく。素人くささいっぱいで、楽しい。人生はボンボン。

<ルネッサンス>
クリスチャン・ヴォルクマン監督。声:ダニエル・クレイグ。イアン・ホルム。
2054年パリ。健康美容会社が独占的な力を持っていた。そこの女性研究員イローナが誘拐されてしまった。カラス警部が犯人探しに動き出すが、早老症の研究が絡んでいるらしかった。犯人のねらいは何か。白黒のアニメ。色が付くのはお絵かきシーンだけ。未来社会の暗さを切なく描き出すフィルム・ノワール。

<アドレナリン>
マーク・ネヴェルダイン&ブライアン・テイラー監督。ジェイソン・ステイサム。エイミー・スマート。ホセ・パブロ・カンティロ。
仲間によって中国製の毒薬を打たれた殺し屋のチェリオス。毒が体中に回るのを防ぐには常時アドレナリンを出し続けなければならない。裏切り者を追いつめるノンストップの戦いが始まる。中華街でのセックスあり。もう、はちゃめちゃです。このテンポの良さが好きだっちゃ。

<転校生 さよならあなた>
大林宣彦監督。連仏美沙子。森田直幸。清水美砂。古手川祐子。長門裕之。
山中恒原作。大林監督は過去に尾道を舞台に「転校生」を撮っている。新作はそのままリバイバルではなく、未来志向が強い。幼なじみの男の子と女の子がひょんなことから心と体が分裂して入れ替わる。男と女の体の変化にとまどいながらも自分を対自化していく。それに今回は<死>を加えた。青春とは屍の上に咲く。

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