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2008/01/29

日本の10大新宗教

日本の10大新宗教
島田裕巳著。幻冬舎新書、本体価格、720円。
本書で取り上げられているのは、天理教、大本、生長の家、天照皇大神宮教と爾宇、立正佼成会と霊友会、創価学会、世界救世教、神慈秀明会と真光系教団、PL教団、真如苑、GLA。オウム真理教や疑似キリスト教系のカルト教団は含まれていない。
とはいえ、10大とは言いつつ関連宗教とセットの項目もあり、いかに宗派=セクトが離合集散を繰り返してきたかがわかる。昔の新左翼が共産同系、革共同系、旧日共系と三大潮流で整理できたように、新宗教も神道系、仏教系、キリスト教系の三大潮流に整理できる。
新宗教の基盤は人間の不幸である。すなわち、「貧病争」であり、それをいささかの行と神仏の力で解決しようというものである。これは唯物論たるマルクス主義運動と対立するのは当然であったろうと思われる。ただ、宗教が民衆運動としての蓄積を持ってきたとすれば、教義的には誤謬だらけであっても、現実運動としての力は無視しえない。
著者はオウム真理教問題のころ、いろいろあって謹慎していたはずだが、新聞に五段ぶち抜きの広告が載るほど華麗に復活したようだ。確かに、死と再生は宗教の世界にはつきものの光景である。

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